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安いからいいけどさ

Clear And Present Danger
いまそこにある危機
渦中のハリソン・フォードにだけ危機がない
 サスペンス連作物の三作目。第一作『レッド・オクトーバーを追え!』ではショーン・コネリーが主演だったらしいのだけど、僕はそれは観ていなくて、ハリソン・フォード主演になった二作目の『パトリオット・ゲーム』から観ました。というのも、ハリソン・フォードの娘役として天才子役時代のソーラ・バーチが出ているから! でなきゃ絶対DVDとか買わない。前作もとにかく運命の神様がハリソン・フォードにえこひいきしているとしか思えない都合のいい話だったけど、本作ではそこにさらに磨き(とお金)がかかっている。それでも前作は幼いソーラ・バーチが夢に見るほど可愛かったからなんとか最後まで観られたのだけど、こっちはあんまり出てきてくれなくて辛かったな……(でも出番少ないただの子ども役でこんなに役者多くて大掛かりな映画なのにクレジット十一番目だよ! すごい! 天才! 最高! 可愛い! ラブ!)。市街地で銃撃を受けても周りがバッタバッタと倒れていく中なぜかハリソン・フォードだけがほとんど無傷の生還(もちろん救世主のごとく負傷者を背負いながら)、黒幕との一騎打ちでも相手は銃持っててしかも白髪ハリソン・フォードより多分十歳くらい若いやつなのに、丸腰のハリソン・フォードが予定調和のごとく秒速で圧勝(前作では神のような手さばきで暗闇の中ボートを操縦し、黒幕を見事打ち負かしていた!)。仕舞いにはあからさまな合成で無茶なアクションまでやってのける(ご老体には辛いですからね……っていうか最初からやるな。おっさんの必死こいてる姿なんて誰が観たい! ソーラ・バーチ出せ!)。セリフひとつとってみても、まるでハリソン・フォードこそがこの世の正義・真実であるかのよう……(大統領に至極道徳的な説教まで垂れる。というか「あんれは米国のお金だぁあ!」と子どもみたいに駄々こねる大統領、バカすぎ)。そろそろソーラ・バーチ出てくるかな……まだかなまだかな……とそれだけを唯一の希望の光にしてなんとか最後まで観たけど、後半まったく出てこないじゃん! あーなんで僕はバレンタインの夜にひとりでこんな映画を観ているんだろう……というハリソン・フォードがかっこつけるたびに湧き上がる途方もない疑問を払拭してくれるのは心の恋人ソーラ・バーチだけだったのに! これは僕史に残る最高にグダグダなバレンタインだったな……。まぁ結構楽しんでるからいいけど。……ってか今日TVで『ロストワールド』やってたのか! そっち観りゃよかった……! とにかくみんなでハリソン・フォードを祭り上げようってな映画でした(多分原作者には米国のポリティカルな真実を暴くという大真面目な挑戦がある。が、残念なことに、政治よりもハリソン・フォードの方が偉いのです)。あ、この映画、邦題は『いまそこにある危機』っていうらしいよ。……えー? どこにー?

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