100円で追憶②2009 / 11 / 18 ( Wed )
前回の続きです。
一枚50円で買えるんですよ。 要は普通のワゴンセールなんだけど、 見てみたら「なんでこれが!?」なビックリ傑作揃いなんだ。 涙出そうなYUKIの新曲については、またゆっくり。 First Band On The Moon / The Cardigans ![]() 自虐の妙 96年。サード・アルバム。名曲“カーニヴァル”の牽引力でもってセカンド・アルバム『ライフ』が日本でも50万枚を超す特大ヒットとなったカーディガンズ。一躍スウェディッシュ・ポップの代名詞へと化けた彼らだけど、その持て余すほどの成功の一年後に発表した本作でもまったく足元が浮ついてないところに清さを感じる。やっぱりイギリスとかアメリカみたいなロックの本味とはまったく無関係のところから出てきたのも大きいのかな。自分たちが本当に鳴らすべきものを、論理や妥協ではなく直感で鋭く捉えていると思う。それは彼ら独特の気だるいポップ・センスの「利き」だ。もちろんニーナのキュートなボーカルに因るところも大きいけど、多分、自分たちが楽しくなきゃ意味ないし、それを実現するに一番相応しい場所を心得てるんだろうなあ。そこのところの直観力が違うわ。カーディガンズの歌の空気感ってどこか絶妙な温度を持っていて、それはメロディが的確に自虐的だからだと思う。ラヴミラヴミ歌っててもそんな自分たちに彼ら自身が全然落ち込んでないし、うっとりもしてない。エモくないのだ。ちょっと離れたところから口の端を上げて鼻で笑ってる感じ。ま、いろいろあるけど気楽にやりましょや。本作タイトルをもじった『アザー・サイド・オブ・ザ・ムーン』っていうアコースティック・テイクとかの入ってる企画盤があるんだけど、実はそれがキャリア史上一番の傑作。 Greatest Tits / E-ROTIC ![]() 歌のおねえさん、とおにいさん ちょっと待って! いまタイトル打ってようやく気付いたんだけど、『グレイテスト・ティッツ』て! タイトル最高! やっぱすごいなー、てわけで90年代世界で最も売れたドイツ・デュオ、E-ROTICの初期ベスト盤。世紀の名曲“いかせてターン・ミー・オン”(何言ってんだ)もちろん収録。“いとしのビリー・ボーイ”めちゃ懐かしい! ビデオでコンドーム(ビリー・ボーイ)と精子がアホみたいに闘ってるコミカルな歌なんだ、中学ん時大好きだった。僕はホントに絵に描いたようなシャイ・ボーイ(いとしの?)だったから、こんなあえぎ声入りまくりのイケナイ歌聴いてるなんて人に知られるのがイヤで、ダンスマニア・シリーズ(キャプテンジャックとE-ROTICは毎回みたいに収録されてた)買っても「E-ROTICには興味ありませんけど?」みたいなスタンス守りつつも、人目を忍んでブックレットの彼女たちのページ開いてた。ブックオフで少しの恥ずかしさ我慢するだけで普通にレジまで持っていけてしまった自分にビックリだよ(とは言っても他にも五枚ぐらい一緒に買ってこの一枚のエロさを何とか薄めようと努めはしたが)。なんていうか、リアルなセックスを思ったほど連想させないところが素晴らしい。漫画。幼稚園児の「うんこ」「チンコ」的魔法。はいこれ言ったら全部ちゃらー、はい全部元通りー。おっぱい! スポンサーサイト
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コメント
いかせてターンミーオンだいすき!w
たーんみおーん♪ たーんみおーん♪ ダンレボといえばエロティックですよ! ニッキー♪ってやつも、あったよね?! じっくり考えたらばかみたいだから、最初から何も考えない、そんな感じにさせてくれるだいすきな曲ですw
いかせてT・M・Oww
危うくM・T・Oだったね! たーんみおーん♪ 以外はなんて言ってるかわからんというね、 そしてわかりたいとも言えないというねww よく覚えてるね! Oh Nick Please Not So Quickですな、 ちなみに邦題は、 ジラせてNOT SO QUICK 芸風変わりませんなぁww |
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