欲は、深く、そして、多く2009 / 08 / 02 ( Sun )
自分のブログ開いたら、
一番最初に出てくる記事が『背徳小説』で、 こんなんじゃダメだ!って思ってしまったよ。 どんどん更新して『背徳小説』を後ろへ追いやるんだ。 なんとなく“テイク・マイ・タイム”聴いてたら 久しぶりに“ムーヴ・ユア・フィート”が聴きたくなって、ずっとこれ聴いてた。 “ムーヴ・ユア・フィート”、泣かすわぁ。 タラちゃんが「~ですかー?」って上目遣いで訊く時、 たいていの場合、ヤツはすでに答えを知っている。 そういうガキはムカつくよねって話。 あー僕はなんて非・生産的な人間なんだろう。 本気で落ち込みそうになるよ。 D-D-Don't Don't Stop The Beat / Junior Senior ![]() 名付けて『欲で腹でっかくした政治家はみんなお金持ちだなの論理』 「子どもに見せたくないテレビ番組」的なアンケートの結果を見ると、たいてい一位は『ロンドンハーツ』で、二位か三位には『クレヨンしんちゃん』が入っている。僕はどっちも大好きだけど、周りには『クレヨンしんちゃん』観るの禁止なんていう余りに勿体ない幼少期を過ごした知り合いもたくさんいるし、映画のDVD結構持ってるよみたいな話したら「えー」ってリアクションが返ってきたりして悲しい。で、『泣けるアニメの名シーン』的なのでは上位に『フランダースの犬』のラストの昇天シーンが食い込んでいたりして、おいおい俺は全然泣けねーぜって白ける。『ロンドン・ハーツ』とか『クレヨンしんちゃん』とかが一部の大人に嫌われるのは、欲が少ないからだと思う。『クレヨンしんちゃん』観ても、子どもに不可能はないってことと、女の子には優しくしろよってことと、あと無意味なバカバカしかくらいしか伝わってこない。っていうか、それしか伝えようとしてない。それに対して『フランダースの犬』なんかは、欲張りすぎるんだよな、ちょっと。押し付けがましいんだよ。アニメに大袈裟なもの背負わせすぎなんだ。『ロンドン・ハーツ』とか『クレヨンしんちゃん』の、「テレビなんてこれで良いんだよ?」っていう潔さが、あれやられると見えなくなっちゃうんだよな。 友愛とかエコとか平等社会とか、そういうことをどれだけ掻き集めた大演説を行ってもまったくもって説得力を発揮できないのは、そんな皮相の事実にリアルなものなんて宿らないからだ。正しいことをどれだけたくさん並べ立てても人の心を動かすことなんてできない。政治家見てたらそうじゃないか。リアルとは、説得力とは、正しいこと、ではなく、何かひとつのことに集中力のすべてを注ぎ込む、ということだからだ。戦争とか差別とかいつまでたっても終らない強固な世界に警笛を鳴らすロックは確かに正しいしデカい。でも、ただ踊ること、ただグルーヴすること、規模は確かに小さいが、そこに懸ける思いだけを牽引力にして進み続けるジュニア・シニアの音楽は、どんな真面目なロック・ソングよりもリアルだし、それこそマジに泣ける。 スポンサーサイト
|
コメント
久しぶりに覗いてみたらまだ更新してる・・・・すごすぎる。
おー生きてたー
最近だいぶ細々とした更新になっちゃったよー だめだー |
コメントの投稿 |
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://overtheborder.blog64.fc2.com/tb.php/847-ac60cec8 |
| ホーム |