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時代よ、我が側を歩け

なんだかこう、字の感じがいつもと違う?
漲る感じ? 昂ぶる感じ?

そう、何を隠そう、私、
携帯が壊れたのをこれ幸いと、本日、
iPhoneとやらに機種変更をしてきまして、
今、大変、興奮しておりまする。

わからないことだらけ(さっきまで絵文字の使い方もわからなかった)、
電話帳の登録件数たった二件、
という恐ろしく低いスタート地点からですが、
彼と共に頑張っていこうと思っています。

なんか今すごい前向きで良いなー!

Burst And Bloom
/ Cursive

Cursive-Burst And Bloom
そして、物語は河になる
 ティム・ケイシャー自身の実際の離婚経験を基に作られた男女の絶望的なまでのすれ違いと破滅の物語である00年作『ドメスティカ』の翌年に発表されたカーシヴの5曲入りEP。包丁の刃のように極限まで張り詰めた世界観はまったく揺らいでいないが、05年にはバンドを離脱してしまうチェリストのグレッタ・コーンがこのEPで初めて登場している。カーシヴの楽曲本来の息が詰まりそうな気まずさをグレッタのチェロの不穏な音色が気持ち悪いほどにあおり、ティム・ケイシャーが時に囁きながら、時に唾を撒き散らしながら歌うその物語の絶望感を、更に救いようのない暗闇の奥底へと落とし込んでいる。アートワークには死者に手向けられたような気味の悪い花束が描かれているが、カーシヴはまさにネブラスカ・シーンに屹然と咲き匂う孤高のあだ花である。グレッタの参入によって作品は明らかに深みを増している。そしてグレッタの存在ともうひとつ、このEPで注目すべきはティム・ケイシャーのストーリー・テリングの手法についてだ。本作のイントロダクションとなる一曲目“シンク・トゥ・ザ・ビート”の中で彼はこのEPの経緯やソングライティング中の自分の姿を描いている。この手法は03年発表の大傑作『アグリー・オルガン』の中でも踏襲されているのだが、すなわち、カーシヴの物語で描写される主人公とは、まったくの第三者としての誰かではなく、まさにティム・ケイシャーその人なのだ。ストーリー・テラー本人が物語の当事者なのである。そしてだからこそカーシヴの歌はどれも内臓を丸洗いしたくなるほどに胸糞悪く、生々しすぎるのだ。冷静に物語るべき人物が、感情移入しまくっているのだ。悲劇の物語を披露しながら、誰よりも語り手が一番泣き叫んでいるのである。それが実話であるかどうかなど関係ない。人物を容赦なく呑み込む物語。それがカーシヴの戦慄の本質である。そして、ここで激しくうねりながら逆流を始めた膨大な感情の波は、『アグリー・オルガン』、そしてその収録曲“シエラ”という凶暴な河へと、多くのリスナーを呑み込みながら急速に収束していくのである。

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