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ハンソン・ブラザーズ

いや実に懐かしい。
当時は911とかS Club 7とかボーイゾーンとか
スパイス・ガールズとかローナン・キーティング(!)とかよく聴いてたなぁ。
911とか同年代で知ってる人いるんだろうか。
どれも僕の中学生の頃とは時代のずれた人たちなのですが。
もちろんあの9.11テロとはまったく関係ありませんよ。

理解ない人々によく馬鹿にされたものですよ。
アイドル・グループ好きだとかなんとか。

だって僕はアイドルに憧れていたんだ。
ちやほやされたいじゃないか。
汗流して声を張り上げるロック・スターなんて馬鹿だと思っていた。

Middle Of Nowhere
/ Hanson

Hanson-Middle Of Nowhere
パーティーが終わらないかもしれない場所
 “キラメキ☆ンーバップ”と“ホエア・イズ・ラヴ”は中学生の時に気に入ってよく聴いていたのですが、次男坊のテイラー・ハンソンがボーカルを務めるティンテッド・ウィンドウズがアルバムを発表したこのタイミングで久しぶりに聴いてみました。というわけで、平均14歳という異常な若さでデビューを果たし、世界中でナンバー・ワンを獲得し、グラミーにまでノミネートしちゃったというとんでもないサクセス・ストーリーを持つ97年発表のハンソンのデビュー・アルバム。まだ変声期も迎えていないような無邪気な歌声で歌われる“キラメキ☆ンーバップ”は確かに「カラッ☆キラッ☆恋っ☆ラブッ☆」ってな感じで実際のところどうなんだろう?な邦題にも目をつぶってやりたくなりますが、とても十代半ばとは思えない湿っぽい歌もたくさん歌っています。実は今回、冒頭曲“シンキング・オブ・ユー”の「フェンスの外側に立ったことがある? 透けて見えるのに中に入れない時の気持ちがわかる?」という出だしの歌詞だけでガツンとやられてしまったのですが、そんな僕はまだまだ青二才なんでしょうか。とは言ったものの、このアルバムで彼らが歌っているのはどれもこれも恋愛のことばかり。決して多様な楽曲が収められているわけではありませんが、まぁ青春真っ盛りの十代の若者が肌で感じられるリアリティなんてそもそもの話それが限界でしょう。作家・舞城王太郎も自身のデビュー作『煙か土か食い物』の中でこのアルバムについていろいろと語っていますが、やっぱりこの『どこでもない場所』というアルバム・タイトルが良いです。社会や未来や様々な事象に対して恐ろしく無責任でいられる青春期・思春期なんていうのはまさにそれそのものでしょうし、振り向いて欲しい、認めて欲しい大好きな誰かに見てもらえない自分自身というのもそうでしょう。そしてなにより、本作におけるアイドル的イメージが強烈過ぎて(今でもハンソンと言えば“キラメキ☆”だし)後々苦労することになるハンソン兄弟ですが、それがたとえ呪縛であったとしても、本作はそれによってこそ時空を超えた「どこでもない場所」に彼らを永遠に立たせているのです。

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