FC2ブログ

始められる始められる始められる!

Generation Terrorists
/ Manic Street Preachers

Manic Street Preachers-Generation Terrorists
ロックンロール・スターなんていないし、いらない
 「アルバムを一枚出して、世界中でナンバー・ワンになって、解散する」という大胆不敵な勝利宣言とリッチーの「4REAL」事件によっていかに自分たちが「本気」であるかを世間にアピールしていたマニックスだが、92年に発表されたこのデビュー・アルバムは結局のところナンバー・ワンを獲得できず、バンドも解散しなかった。ここで解散しなきゃロックンロールじゃない、という当時集中砲火のように浴びせられた揶揄もわからないでもない。まるで雷のように生き急ぎ、一瞬を駆け抜けるロックンロール・スター。それは余りにかっこよすぎるから。
 言うまでもなく、世界は醜悪である。ひとりひとりの人間はそれほど悪人とは思えないのに、それが企業や国家レベルの集団になったとたんにいきなり地獄からの使いのような残酷な顔を見せる。マニックスは歌う。腐りきった世界。そこでしか生きられない自分。自分でさえそんな世界の一員でしかないという屈辱感。みんな、イイかっこなんてできないのだ。ドラッグの過剰摂取やショットガンで頭を撃ちぬいて死んだロック・スターなんて信じるな。あっちの世界に逃げただけじゃないか。こっちの世界から手の届かないところでお高く留まったロックンロールなんて全然素敵じゃない。死んだやつらの真実なんか真に受けるな。生きてるやつらの嘘に騙されたいと思え。本当のロックンロールはそこからしか始まらないんだ。この十字架と乳首と刺青に宿る破壊力とピュアネスは、あなたがかつて吐いてしまった嘘と何ひとつ変わらないんだから。僕が生きれば何人かの世界は変わるさ。君が笑うのだって同じだ。ロックンロールとは、つまりはそういうことだ。

スポンサーサイト



14:35 | 音楽 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
時代を置き去りにして | top | 反則

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://overtheborder.blog64.fc2.com/tb.php/782-0474c9a4