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怖いよー

口裂け
はいサトエリ映画ー!
こうして映画作品を順番に観ている間は良いけど、
出演映画全部観終わった後に、
僕は果たして残された他の種類のDVDを買うのだろうか・・・・・?
とにかく今回も良かったよー。
毎回役柄がバラバラで、振れ幅が広いな。


口裂け女
口裂け女
「矛盾」を切り裂く女
 「口」とは、その漢字の佇まいからしても極めて構築的でありバランスが取れているものである。偏と旁とに別けられる構造でもない。僕たちは他でもない口によって誰かと言葉を交わし、距離を縮め、時にはその距離を限りなく無に近づけようとする。口とはそんな、ある意味でとても建設的な場所である。しかしその一方で、口は禍の門、という言葉もある。そう、嘘を吐くのはいつだってこの口という場所なのである。物を飲み込む場所であり、吐き出す場所であり、愛を囁く場所であり、罵詈雑言を浴びせる場所である。お母さんに「おやすみ」と言ったその口で、誰かの股間を舐めるのである。言い出したらキリがないほどの役割を背負った口は、もはや当然のように果てしない矛盾を孕んでいる。
 そんな激しく倒錯した場所を白いマスクで覆い隠し、「ワタシ、キレイ?」と問いかける女は一度「キレイ」と答えたその口から違う答えが返ってくることを許さない。耳まで大きく裂けた口――それがいったいどういうことを示しているかというと、それは、矛盾を孕みながらも混乱をなんとか制御し続けてきたその秩序の最終的な破綻である。70年代に日本列島を席巻したという口裂け女に関する都市伝説はこれまで何度も題材にされてきたが、佐藤江梨子、加藤晴彦、水野美紀らが出演し07年に公開された本作に登場する新たにデフォルメされた口裂け女は、ひとつの興味深い特徴を持っている。それは、ある共通点を持った複数の母親に順番に取り憑いていく、というところだ。そして、口裂け女に取り憑かれる母親たちの共通点とはいったい何かというと、それは、愛しているにも関わらず我が子に暴力を振るってしまう、という救い難いひとつの「矛盾」に他ならない。矛盾はいつか必ず破綻する。人間の矛盾の象徴とも言えるその口は、裂かれなければならない――とまあ、こんな屁理屈だらけの観方もできると思います。でもホラー映画はやっぱりシンプルに怖がりながら観るのが良いよ。キャー!

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