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安いハートが良いね

後輩との激しい論争の結果、
世界で最も美しい女性は永作博美に決定しました。

劇団、本谷有希子。
めっちゃ面白いんだから。
永作さんきれい。

幸せ最高ありがとうマジで!
/ 劇団、本谷有希子

幸せ最高ありがとうマジで
病むなら病むで元気に病めば良いじゃない!
 専属俳優を持たないフラックスなプロデュース・ユニットとして活動する「劇団、本谷有希子」。以前は比較的小さな劇場での公演が多かったようだが、初のパルコ進出となったこの『幸せ最高ありがとうマジで!』で、これまで何度もノミネートはしてきたものの一度も受賞には至らなかった岸田國士戯曲賞をついに受賞した。面白すぎる!の一言に尽きる。本谷有希子独特のユーモア・センスが最高に効いていて爆笑必至、キャラクターはみんなハッキリとキャラ立ちしているし、特に永作博美が主演を務めた元気な人格障害者は誰が見てもその斬新さと痛快さに心を打たれると思う。最高の脚本と最高のキャストと最高の舞台が揃ったとなるとやはり話は変わってくるものなのだ。「劇団、本谷有希子」のひとつの集大成として祝福された記念すべき舞台公演である。
 小説にしても脚本にしても、本谷有希子の作品には彼女自身の性格が幾分色濃く投影された、自意識が過剰で性格の激しく破綻した女性がいつも登場する。たったひとりで世界を閉じた女性は、いつだって周りの世界=世間と対峙した時の摩擦と軋轢によって自分をすり減らし、傷つけられ、打ちのめされる。そんな女性は時に狂い果て(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)、時に居場所を失い(『遭難、』)、時にこれまでと変わらない日常の景色へと帰っていった(『江利子と絶対』)。あらゆる理不尽な絶望を通過した女性に残されたものとはいったい何なのか。本谷有希子はデビュー以来常にそんな絶望の「その先」を追求し続けてきた。そこでそれでも「幸せ最高ありがとうマジで!」と叫びたいと望むのは我がままですか? いやいや、明るい人格障害者が壊れた世界の最果てで叫ぶ「ファーーーーーック!」は「生きろ」と同義である。モテたり金持ってたりじゃなくて「私は生きているーーーーー!」って誰よりも大きな声で叫べるやつにこそより力強い救いの手は差し伸べられるんだよ。


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