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オール・オーヴァー・ザ・ワールド

イエス
ペット・ショップ・ボーイズ最新作『イエス』。

「イエス」、と言われて思い出すのはやっぱり
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの出会いの場面。
「イエス」は、無防備なまでの、圧倒的な肯定。
でもそれは何かに「ノー」って言うのと一緒だから、
屁理屈っていうのは難しいですね。

ペット・ショップ・ボーイズと言えばやっぱり
“ゴー・ウェスト”より“サムウェア”より
“ニューヨーク・シティ・ボーイ”でしょう。

ニューヨーク・シティ・ボーイ。
にゅうよーく・してぃ・ぼーい。
にゅうよく・してい・ぼーい。
入浴・したい・ぼーい。

ここ数日風呂入ってないな。
明日は先輩の卒業式だから
朝風呂入ってビシッときめていこう。

ペット・ショップ・ボーイズ過去作から。
“ニューヨーク・シティ・ボーイ”収録。

Nightlife
/ Pet Shop Boys

Pet Shop Boys-Nightlife
ミステリアス・ナイト
 allmusicのHPでなんとなくレヴュー読んでたらこの作品の評価が思ったより低いどころかほとんど駄作扱いされていてビックリした。ペット・ショップ・ボーイズのキャリアにおける唯一にして最大の汚点、みたいな。確かにディスコチックなポップ・アレンジは『ヴェリー』『バイリンガル』を彷彿とさせるし英国風のしまってんだかしまってないんだかなラップに乗せた“ハピネス・イズ・アン・オプション”はかなり“ウエスト・エンド・ガールズ”だけど、それは「焼き増し」とはまったく無関係の、今いる場所から更なるエモーショナルな深みに没入するための足掛かり的な「襲用」なんじゃないかと思う。ダークな世界観も彼らの他の作品と比べて毛並みが違うのは明らかだし、これはこれでしっかりとしたオリジナリティを持っている作品である。音楽的な冒険をしていないというのがallmusicの酷評の理由みたいだけど、だからと言ってそれを「立ち止まり」と評価するのは安易過ぎやしないか。音楽が必ずしも新しかったりチャレンジ精神に溢れていたり好戦的である必要性なんてどこにもないんだから。
 夜は不思議な時間である。昼間ならとてもじゃないけど言えないようなセリフでもただ夜というだけでケロッと言えてしまったりする。で、朝目覚め、恥ずかしや。そこにはほとんど朝昼との繋がりや関係性なんて存在していなくて、昼の次は夜、夜の次は朝、という定説は間違いで、多分夜の時間の僕たちは日中とは違った倫理や制約の働いているまったくの別世界で生活しているんだと思う。「電話ぐらいしてくれればいいのに」とうそぶいてみたり(“フォー・ユア・オウン・グッド”)、「酔ってる時しか愛してるって言ってくれないのね」と拗ねてみたり(“ユー・オンリー・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー・ウェン・ユーアー・ドランク”)、「あんたはゲイよ」「いやそうじゃない」といがみ合ったり(“イン・ディナイアル”)、「君の足音が聞こえるだけでもういい」と孤独を憂いでみたり(“フットステップス)、まるで昼の自分とは違うもうひとりの夜行性の自分が目覚めて次々と恥部を晒していく混乱や戸惑いを一枚のアルバムとしてパッケージしたような本作はペット・ショップ・ボーイズの素晴らしいコンセプト・アルバムである

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