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独りぼっちになりたくない

Fuck pete
オアシスに夢中だったし、
YUKIは一生聴き続けるだろうなとすでに確信していた。
でも、この歌を聴いた時、僕のどうでもいいような大切な何かは始まったんだと思う。

ファック・フォーエヴァー。
この歌を初めて聴いた時から、
僕は自分の叫び声を見つけなきゃいけなくなった。

ファック・フォーエヴァーですら救えない僕を救う叫びを。


Grace / Wasteland
/ Peter Doherty

Peter Doherty-Grace Wasteland
紛い物の魂だって愛を求めてる
 「知性」と呼ばれるものを、とりあえず、大人の社会で効率的に生きていくための優れた能力、と定義するならば、ピート・ドハーティほどそういう意味での「知性」を致命的なまでに欠いた男はいないのではないだろうか。もちろん彼の文学的な言葉選びのセンスには比類なきものがある。しかし、ここでの「知性」とは決してそういう意味ではないのだ。きちんとした「知性」を持った普通に賢い大人なら、毎日せっせと働いて貯金とか家庭とかマイホームとか、彼らがより良い未来を手にするために力を注ぐことはひたすらに堅実な構築作業である。自分の体の一部をナイフで削ぎ落としてそのまま提示するような、そんな破滅的な引き算式の生き方を、「知性」ある大人は絶対に採用しない。ファック・フォーエヴァー。俺もお前も消えうせろ。ピート・ドハーティは、より良い未来以前に、ただ目の前の「今、ここ」に存在するために、そう叫ばなければならなかった。そうでなければ、呼吸することさえままならなかったのだろう。だとしたら、ピート・ドハーティという男はやはり、ひとりの大人として、猛烈に救いようのない欠陥品なのだと思う。
 ピート・ドハーティにとって初のソロ・アルバムとなる本作に収められた楽曲は、ここ数年の間に作られたものからリバ結成以前にまで遡る。そんな連続性があるようでないような曲群にあえて共通項を見出すならばそれは、どれもアコースティックでジェントルな手触りに仕上がっていて、彼独特の私小説的リリックではなく彼の視線から捉えた第三者が主に取り上げられているということだ。そして、最も重要なのは、それぞれの楽曲に登場する主人公としての第三者が、どれも決まって彼と同じような欠陥品の大人であるということだ。愛、裏切り、喪失、孤独、混乱する様々な感情の狭間で、立ち止まってしまった魂たち。見て見ぬフリをしていればうまくやれたのに、それができなかった出来損ないの魂たち。そして、だからこそピート・ドハーティの歌は今も、叫ぶべき言葉を持たずして己が荒野に立ち尽くしていることに気付いてしまった若者の、ただでさえ不安定な心を揺さぶりまくって止まない。
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02:36 | 音楽 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
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コメント

# イッツ ミー
かっこいい!
かっこいいよそのTシャツ!

こうだいの最近の買い物の中で1番のヒットだったのではと私は睨んでいます。

あ、ポールスミスは除外で。
by: ま★ | 2009/03/18 13:18 | URL [編集] | page top↑
# ま★へ
どうもどうも、

卒業式、ファック・フォーエヴァーで行くか、
それともポール・スミスで行くか・・・・。

悩ましいね!

イッツ ユー!
by: 幸大 | 2009/03/19 03:02 | URL [編集] | page top↑

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