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ファンク・ダ・ギフト・パンク

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サザエさんの四コマ漫画にこんな話がある。

タクシー事故に遭ってしまった主婦とサザエさんの話を聞くホームレスの男。
車に乗る金もない俺は幸せだなぁ、とホームレスの男。
ふと拾った新聞に、栄養不良の者はガンにかからない、という記事。
ホームレスの男、ひとりささやかな祝杯を。

実家に帰ってきて、
僕はホームレスからタクシー事故の主婦になりつつある。
日ごろは摂らない栄養をせっせと摂取しています。
血糖値が少し心配ですな。

ベッドの下のCD-Rの山から十代の思い出を発掘。
シュガー・レイ、フィーダー、ラムシュタイン、ズワン!
そしてこれは別に自分の中で思い出にはなっていないけど、ダフト・パンク。
先日、ダフト・パンクのシングル・ベストと
リミックス・アルバム『ダフト・クラブ』と
松本零士とのコラボ作品『インターステラ5555』のDVDが一緒になった、
ダフト・パンクからのお得なギフト・パックを手に入れたので、
なんとなく聴いています。

Homework
/ Daft Punk

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ダフト・パンクの本質は人間である
 ダフト・パンクを一気にビッグ・ネームへと押し上げた傑作セカンド『ディスカバリー』。ロボット・マスクを被ったユニークないでたち、親しみやすい歌モノ・ダンス、今じゃ誰もが使ってるエフェクト・ボーカル、松本零士とのコラボによるアニメーションなどなど、『ディスカバリー』にはダフト・パンクの内包し得る新たな音楽体験が最高にエキサイティングな形で詰まっていた。ダフト・パンクの存在感を世界中に知らしめる、決定的な一枚だった。名曲“ワン・モア・タイム”は21世紀というニュー・ミレニアムの到来を華々しく告げる打ち上げ花火のような一曲だった。この曲からダフト・パンクの熱狂的なファンになった人は決して少なくないはず。煌びやかに飾り立てられた『ディスカバリー』は新時代へと続く文字通りの入り口だったのだ。
 そんな大成功の遥か四年前に発表されたダフト・パンクのデビュー・アルバム『ホームワーク』。ブックレットを見て欲しい。今ではロボット姿でしかメディアに顔を出さない二人だが、本作のブックレットに掲載されている写真で、なんと彼らは素顔を晒しているのだ。エフェクト・ボーカルどころか歌モノの楽曲自体がほとんど収録されていない。聴き手をダンス・フロアのシンプルな恍惚に溺れさせるかのように延々と続く高性能のシーケンス。『ディスカバリー』のような過剰な開かれ方は、少なくとも本作では見られない。しかし、そのただただ質の良いダンス・ミュージックたったそれだけで、ダフト・パンクは200万枚以上というダンス・ミュージックとしては異例の特大セールスを本作で記録している。映像作品『インターステラ5555』の中で、ダフト・パンクの二人と仲良く席を並べた松本零士は「ミュージシャンはマジシャンである」と語っている。ロボット・マスクを被る前からダフト・パンクは洗練されたマジシャンだった。ヒューマン・アフター・オール。そういうことなのだ。
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