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おはようございます

カラーボックス
カラーボックスっていうのは本当に文庫本を置くことに関して不向きで
なんだか奥行きがありすぎるしだからといって二列に並べたら
後ろの方が見えなくなっていやだしどうしよう
なんて思ってほいじゃあ後ろの列はちょっと高くすれば良いや
ということでもう聴かないであろうCD-Rで段差をつけて二列にした
という本当にどうでもいい昼の出来事。

Nights Out
/ Metronomy

Metronomy-Nights Out
「終わりと始まり」の向こう側へ
 ニュー・レイヴにはやけに刹那的なイメージがある。ジャンル間を自由に行き来する野放図なまでのボーダレス、きらめくネオン・カラー、ただただ踊れてキャッチーであること。若い世代が求めた本当の解放はしかし、中身のない快楽主義とほとんど紙一重のお祭り騒ぎだったような気がする。実際、クラクソンズ以外に何かを生み出したバンドはいたのだろうか。ニュー・レイヴにはあまりにも実在的な意味が欠落していた。それは、次第に若い世代を示す単なる記号のひとつへと成り変わっていった。
 このメトロノミーも、デビュー・アルバムのリリース当初はタイミング的なものもあってニュー・レイヴの一派としてメディアからは取り上げられていた。メトロノミーの起源は10年も前の話である。当初はフロントマンであるジョセフ・マウントがオウテカやエイフェックス・ツインの音楽に影響を受けて始めた個人プロジェクトだった。時にはバック・バンドを引き連れて、時にはソロとして、ライブを繰り返し腕を磨いたジョセフは、いつしか多くのアーティストのリミックスを手掛けるようになっていた。要するに、ただ面白いことがしたくてとかバンド・コンテストに出場するためとかのニュー・レイヴな連中にありがちなインスタントさとは無縁の10年選手なのだ。メトロノミーの鳴らしているまったく新しい音楽体験は、手軽な刺激を求めてのクロスオーヴァーとはわけが違う。既存のポップ・ミュージックを積極的に逸脱しながら繰り広げられる先の読めない展開とスリル。時に物悲しく響くシンセには、ともすれば崇高な何かすら感じてしまう。
 “ナイツ・アウト”で始まり“ナイツ・アウトロ”で終わるこのアルバムは、伝説的なエアブラシ・アーティストであるフィリップ・キャッスルの手掛けたアートワークと共にひとつの物語を描き出すコンセプト・アルバムである。夜遊びの悦楽と幻滅、そして、夜の終わりと新たな一日の始まり。ニュー・レイヴ~ニュー・エキセントリックと一向に実体を伴わないまま転がり続けたシーンは、ついにその実在の意味を語り始めた。
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12:57 | 音楽 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
ソーラ・バーチな夜 | top | マーチ・オン

コメント

#
いや?!どうでもいいことじゃなくて重要なことですよ!
僕も文庫本同じように段差つけて収納してます。(笑)
by: Lamos | 2009/02/24 01:50 | URL [編集] | page top↑
# Lamosさんへ
いえいえどうでもいいことですよ?笑
二段式でバンバン収納しちゃうことにします!
by: 幸大 | 2009/02/24 02:31 | URL [編集] | page top↑

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