FC2ブログ

明日でテスト終わる

フランツ
フランツを初めて聴いたのは、高校生の時だったか。
なんで僕は『フランツ・フェルディナンド』のステッカーを
『ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター』に、
『ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター』のステッカーを
『フランツ・フェルディナンド』に貼ったんだろう。

フランツは僕にとって特別なバンドではないけど、
今回の新作は良い。かなり良い。
僕はやっぱりアートよりエモーショナルなのが好きだ。
一番好きな曲が“マイケル”なのは、ずっと変わりそうにないけど。

Tonight
/ Franz Ferdinand

Franz Ferdinand-Tonight
「ポップ」の更なる高みを目指して
 フランツ・フェルディナンドの一番の魅力はなんと言ってもどこまでがマジでどこまでがジョークなのかよくわからないところだ。“ドゥ・ユー・ウォント・トゥ”なんて下手すりゃただの下世話なパーティー・ソングになりかねない危うい歌なのに、彼らが正気と狂気の交わる一瞬の境界線の上で絶妙なバランス感覚を発揮しているからこそそれは何にも拘泥しないアートと呼べるレベルにまで到達できるのだ。つまり、フランツは恐ろしく理知的に「ポップ」を演出できるのだ。本当によくできた「ポップ」の核心部分は、やはり簡単には認識し難いものである。
 これまで彼らが使ってきたニュー・ウェイヴやポスト・パンクの言語を一旦分解し、テンポを抑え、主導権をギターからベースへと変換し、まったく別の手段で自分たちの「ポップ」を再構築した本作は、シンセや打ち込みなどの新しいプロダクションを耳にしてもすぐにわかる通り明らかな実験作である。パーツのレベルにまで分解したゼロ地点から新しい前提を作るために彼ら自身が「フランツ・フェルディナンド」を一から演じようとした作品とも言える。アレックスは本作について「催眠術のようなサウンドを作りたかった」と語っているが、「夜」という正気と狂気の入り乱れる渦中に聴き手を強引に迷い込ませるこの極めて高性能な「ポップ」をもはや意識的に作り出していることからしてもフランツはやはり末恐ろしいバンドである。夜の街での怪しげな事件の臭いの漂う本作ジャケ写は本当にニクイ。これは正気か? それとも狂気か?
スポンサーサイト



01:12 | 音楽 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
おつかれさま | top | Boy Meets Man

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://overtheborder.blog64.fc2.com/tb.php/647-64dc7ab3