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僕たちの生活はフラックスだ

bloc party disco
フランツもカサビアンもカイザー・チーフスも、
第二次ブリット・ポップなんて呼ばれた一連のリバイバル・ブームから
飛躍的に飛び出してそれぞれの個性を確立させたけど、
ブロック・パーティーはやっぱり圧倒的だ。
こいつらの厳しさと世界観は本当にすごい。
演奏もその世界観にしっかり追いついてる。
そういうわけで、最新作『インティマシー』は
僕の『08年ベスト・ディスク』で相当上位に入りそうな予感。
年明けたら一気に50枚紹介する予定です。
お楽しみに。

リミックス版聴いて一旦リラックス、
『フラックス』聴いてリラックス、
と思ったけど当然リラックスして聴ける内容じゃないのです。
だってブロック・パーティーだもん。

Flux
/ Bloc Party

Bloc Party-Flux
ワン・サイド・オブ・ブロック・パーティー
 「81年以前の音楽には一切興味がない」と言い捨てるブロック・パーティーのフロントマン、ケリー・オケレケ。81年をひとつの明確な境界にして、音楽史を真っ二つにぶった切るその価値観。それは、一言で言うなら「相対」と表すことができるかもしれない。ニュー・アルバムが毎回前作に対する批評的な視座の元に意識的に作られていることも、そのことを裏打ちしている。そして、彼らの音楽そのものにおいてもやはり「相対」は重要なカギになってくる。意味として、ロックであること。機能として、ダンスであること。その相対が彼らの音楽に独特のグルーヴをもたらしていることは間違いない。07年にネット上でリリースされたアルバム未収録の“フラックス”にセカンド・アルバム『ウィークエンド・イン・ザ・シティ』収録曲のリミックスと“フラックス”のリミックスが収められた日本だけの特別企画盤である本作。11組のクリエイターがそれぞれにブロック・パーティーの音楽を切り刻み、その断片をつぎはぎのように繋ぎ合わせてダンス・ミュージックとしての強度を高める試みである本作は、言い換えるならブロック・パーティーの音楽からそのシリアスな意味性を摘出し、排除する試みでもある。すでに原型を持たないほどケリーのボーカルが大胆にカットアップされた“ザ・プレイヤー”、ダンス・フロアを揺らす“アイ・スティル・リメンバー”など、楽曲本来の意味はここで次々と乖離していく。けれど、それがまったく軽薄なフロア・ミュージックになっていないところが凄い。ブロック・パーティーの音楽がその「相対」を成すために内包していたひとつの要素が、いかに完成度の高いものかを再確認させる一枚。普段それと激しく拮抗している彼らの意味としてのロックも、それはやはり当然のように重いのである。
 ちなみに、“フラックス”は僕らモダン・エイジの生活感に暗い影を落とす危機感を歌った迫真のナンバー。そういう意味では『ウィークエンド・イン・ザ・シティ』ど真ん中な楽曲と言えるかもしれないが、その機械的なアレンジは最新作『インティマシー』に近しいものを感じる。ブロック・パーティーを未来に繋いだ瞬間がここにある。
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02:50 | 音楽 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
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コメント

#
はじめまして!
すてきなブログですね。

私は投資系サイトをやっています。
よかったら一度、遊びに来てください。
by: スキャルパー | 2008/12/09 10:57 | URL [編集] | page top↑
# スキャルパーさんへ
初めまして。
ありがとうございます。

投資ですか・・・・・・
よくわからないけど、一度見にいってみますね。
by: 幸大 | 2008/12/10 16:18 | URL [編集] | page top↑

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