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チューズ・ライフ

トレスポポスト
後輩がもうすぐ誕生日だから、
サークルの仲間で誕生日プレゼントを買いに行った。
ついでに買った『トレインスポッティング』のポストカード。
かっこいいなぁ、ユアン・マクレガー。
一緒に行ったやつに『プリズン・ブレイク』と間違われたけど。
憧れだ。

さてさて、またやるぞ、アルバム・オブ・ザ・イヤー。
08年ベスト・アルバム50を選ぶぞ。
そして50枚分レヴュー書くぞ。
というわけで、08年を振り返っています。
今、ブライアン・ウィルソンを聴いてる。
『ザット・ラッキー・オールド・サン』は、本当に今年の名盤だった。
だからとりあえずこれ。

SMiLE
/ Brian Wilson

Brian Wilson-Smile
呪縛は、解かれた
 今年発表された文句なしの傑作アルバム『ザット・ラッキー・オールド・サン』を聴いた後だからこそ言えることなのかもしれないが、ブライアン・ウィルソンにとって本作と改めて向き合うということは、それがたとえあの67年という狂気と破滅の時を残酷なほどに想起させるものだったとしても、それでもポジティヴな行為だったんだと思う。というか、37年間という人生の半分以上を費やして、ようやくそれをポジティヴに受け入れることができたんだと思う。ここから自分が前に進めるということに、彼は初めて気付けたんだと思う。
 66年に全米一位を獲得した“グッド・ヴァイブレーション”を皮切りに制作が開始された『スマイル』。メンバーや制作関係者からは槍玉に挙げられ、当時の革新的な録音技術を必要としたレコーディング作業は暗礁に乗り上げ、ビートルズの『サージェント・ペパーズ』を聴いたブライアン・ウィルソンは『スマイル』制作を打ち切り、ついには正気の人間でいることを止めた。多くのブートが作られ無数の断片だけが世に散らばり、それでも新しい世紀を超えるまで完成という日の目を見ることのなかった本作にまつわるサイド・ストーリーは生々しく、それは彼にとって永遠に忌々しい記憶として残っているはずだ。しかし、99年に復活して以来、第二の人生と呼ぶには余りにも鮮やかなほど凄まじいペースで作品を発表し、ついにはこの『スマイル』を完全にフィニッシュさせてしまったブライアン・ウィルソン。37年間という眩暈の起きそうな長い月日はもう二度と取り戻せないからこそ、このアルバムは彼と過去を足枷のように重く結び付けていた。彼が初めて本当にポジティヴになれた時、それはここからの未来さえも引き寄せたということだろう。ブライアン・ウィルソンの過去と未来を繋ぐ『スマイル』という運命――。それはもはや「呪縛」ではない。
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