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ブリット・ポップ

トレスポ
『トレインスポッティング』といえば
やっぱりアンダーワールドの“ボーン・スリッピー”。
この曲をバックに「未来を選べ」と語りかけてくる
ユアン・マクレガーは最高にかっこよかった。
最近はスーツ着てネクタイ締めてるような役が多い気がするけど、
ユアン・マクレガーはやっぱりトイレが似合う兄ちゃんが良い。

“ボーン・スリッピー”を初めて聴いたのは、いつかの車のCMだったと思う。
中学生の僕には刺激的過ぎる音楽がそのCMでは当然のように鳴っていて、
なんでみんながこれを聴き流すことができるのか不思議だった。
ポップスでもない、ロックでもない、ヒップホップでもない、
今じゃ当たり前だけど、あんな音楽を聴いたのは本当に初めてだった。

誰の曲かなんとか突き止めて、すぐにCDショップに買いに行ったのがこのシングル。
早く聴きたくてどうしようもなくて、
持ち合わせのMDとこのシングルCDを電気屋の売り物のコンポにつっ込んで、
お店の人にばれないようにMDにコピーして、歩きながらすぐに聴いた。
あんな興奮は、もう二度と味わえないだろうなと思う。

なぜ突然『トレインスポッティング』とか
“ボーン・スリッピー”とか言い出したかというと、
今日のCDレヴューがこれだから。
ちょっとだけ関係あるんですよ。
そういえば『トレインスポッティング』のスタッフ・ロールで流れていた歌は
デーモン・アルバーンのソロだった。

Leisure
/ Blur

Blur-Leisure.jpg
さぁ、90年代イギリスを歌おう
 古くから親しくしていたデーモン・アルバーンとグレアム・コクソンを中心にロンドンの大学でロック・バンド、シーモアを結成。フード・レコードのアンディ・ロスの目に留まるがバンド名に難ありと判断され改名。90年3月に「ブラー」として正式に契約。同年10月にシングル“シーズ・ソー・ハイ”のリリースでめでたくデビューを飾った。本作は彼らの記念すべきデビュー・アルバムとなった一枚で、本国では91年8月にリリースされている。発売国によって収録曲の順序がバラバラで、英国盤では離れて収録されている“シーズ・ソー・ハイ”と“ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ”の二曲のシングルが日本盤では冒頭に並んで配置されている。最初の二曲の強烈な印象で聴き手を最後まで導くアルバムになっているというわけだ。発表当時はシューゲイザーに影響を受けた一派に過ぎないと正当な評価を得られなかった彼らだが、実際のアルバムの内容としては、デーモンのポップ・センスはすでに開花しつつあるし多くのアイディアが詰め込まれていて非常に面白いものなっている。シングル化はされていない楽曲だが、特に“シング”という曲が素晴らしい。90年代イギリスの若者文化を象徴する映画となった『トレインスポッティング』で使用され、後に高く再評価されたこの曲。子どもを失いどうすることもできない絶望を歌ったこの曲が、赤ん坊の死をきっかけに破滅への下り坂を転がり落ちていく若者の姿を描いたシーンとリンクして、曲と映画の世界観を共に暗く深く染め上げていく。ブラーのデビュー・アルバムというだけでも重要な作品だが、この一曲だけでも絶対に聴く価値がある。
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