FC2ブログ

今日のLP

LP-Sweet Dreams
今日のLPは、ユーリズミックスの83年作『スウィート・ドリームス』。
男女のユニットですが、女性ボーカリストのアニーの方が、
片割れデイヴよりもカッコイイしキレイです。息を呑むほどに。
宝塚の男役も女役もできそうなひと。
要は、過剰な美貌を持った女性です。
バレンタインの日に、モテる男子よりもチョコを多くもらえそうな女性です。
もういいか。

前身バンド、ザ・ツーリスト解散後に
二人でドイツへ武者修行に出かけただけあって、
非常に完成度の高いエレポップ・アルバムになっています。
後はレヴューで。

Sweet Dreams
/ Eurythmics

Eurythmics-Sweet Dreams
スウィート・ドリームを信じるな
 シンディ・ローパーやサマンサ・フォックスなど多くのカリスマ女性シンガーが登場した80年代。その中でもやっぱりマドンナが特別なのは、一概にそれだけとは言えないが、“マテリアル・ガール”の存在が大きかったように思う。一連のシーンの中心人物であるひとりからの「自分たちのポップ・ソングは所詮マテリアルな紛い物だ」という内部告発。当事者からの告白は、いつだって衝撃的なものだ。
 デュラン・デュランやカルチャー・クラブを筆頭にイギリスから多くのアーティストがアメリカ上陸を果たした80年代の第二次ブリティッシュ・インヴェイジョン。そんな時代の波に導かれるようにして、セカンド・アルバムとなる本作からのシングル“スウィート・ドリームス”が全米一位を獲得したユーリズミックス。“ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル”など後に80年代の大きな普遍へと発展していく彼らの音楽だが、83年にリリースされた“スウィート・ドリームス”がとにかく衝撃的だったのは、これが当時隆盛を迎えたニュー・ロマンティックにとっての“マテリアル・ガール”だったからだ。当時の多くのニュー・ロマンティック系バンドからその見せ掛けの唯美主義とセクシャリティを剥ぎ取ったらいったい何が残っただろう。ニュー・ロマンティックの旗手と謳われたデュラン・デュランでさえ、後に“オーディナリー・ワールド”を歌わなければならなかったのである。“スウィート・ドリームス”の、「私は七つの海を越え、世界中を旅した。みんな何かを求めている。人を利用したがる者。利用されたがる者。罵りたがる者。罵られたがる者」というこの痛烈なまでに不穏なリアリティ。そういえば、我らがマリリン・マンソン閣下がこの曲をカバーしていたけど、あれはちょっとハマりすぎだった。世界中が安っぽく共有し合うロマンティックな甘い夢――。そんなもんはフェイクに過ぎない、ということだろう。
スポンサーサイト



00:56 | 音楽 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
ブリット・ポップ | top | りんご

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://overtheborder.blog64.fc2.com/tb.php/564-6f79563c