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今はモンキー

ゴリラ
『デーモン・デイズ』は持っていたけど
ファーストの方は借りたCDをコピーしたものしか持っていなかったので、
ちゃんと買った。

ゴリラズを初めて聴いたのは中学の頃で、
NIKEの靴買ったとか変なこと歌う連中だなぁと思った覚えがある。
当時の僕のデーモンのイメージは、
“カントリー・ハウス”で「たまらねぇ~」と歌っている変なヤツだったから
(ホントに「たまらねぇ~」って聴こえる)
やっぱりこいつは変なヤツなんだと思ったけど、
デーモンは本物の天才だったんだ。

Gorillaz
/ Gorillaz

Gorillaz-Gorillaz.jpg
デーモンのポップ・センスが再び開花した一枚
 アメリカ映画のクラブのシーンなんかでゴリラズが流れていたりすると、本当の本当に成功したんだなと今更ながら妙に感慨深い。我らがデーモン・アルバーンと『タンク・ガール』などで知られるコミック・イラストレーターのジェイミー・ヒューレットが生み出した、2D、ヌードル、マードック・ニカルス、ラッセル・ホブスの四人組からなるギネス認定の「世界一成功した架空バンド」であるゴリラズ。本作は、ブラーでさえも成しえなかったアメリカ進出を見事に成功させ、全世界で700万枚という驚異的なセールスを記録した彼らの記念すべきファースト・アルバム。ここ何年もアフリカやアジアなど世界各地の音楽に対する興味と好奇心からくる凄まじい生産性でほぼ毎年なんらかの作品を発表しているデーモンだが、ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンなんてバンドを掛け持ちしているところからもわかるように、作品を作る上で彼は自分が「ブリティッシュ」であるという前提をすっ飛ばしたことなんて一度もなくて、だからこそそれはあくまでイギリス人的な視点で再解釈された新しい音楽として成立していた。本作の全体的なムードを作っているメランコリックなメロディも、絶対にアメリカ人には書けないものばかりだ。それに加えてそれまでのデーモンの創作活動の重要な支柱だったグレアムが不在の新しいバンドでここまでワールドワイドなリアクションを得られたことは、ゴリラズのこの作品がこの後に繰り広げられる彼の数々のプロジェクトの第一歩だったという点でも非常に重要な意味を持っていたのではないだろうか。ブリット・ポップという狂騒が彼にもたらしたものが、お祭りの高揚感ではなく紛れもない敗北感だっただけに、本作がデーモンを「次」へと進ませる重要な契機となった意味はやはりとてつもなく大きい。
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