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なんぶ

紅ーに
何か、これは観てみたほうが良いよーという映画はありませんか?
次は『ピノッキオ』と『ライフ・イズ・ビューティフル』の
ロベルト・ベニーニ・ツインパックを買おうかなぁと思っているのだけど、
実はいまいちそそられてないというか、決定打に欠けるというか、
まぁ二枚でこれならという価格だから別に良いのだけど。
コーエン兄弟の作品もちょっと気になるなぁ。
『オー・ブラザー!』、映画観たことないけど何故かサントラ持ってる。

映画は俳優陣よりも監督で選びます。
映画は誰が出てて費用がいくらかかってということではなくて、
何を描いているかのみで評価されるべきだと思うから。
というのはただの屁理屈で、最後は個人的な思い入れだ。
ロックと同じ。
強い思い入れのある監督が四人いる。
ダニー・ボレル、スタンリー・キューブリック、宮崎駿、
そして、やっぱり一番強烈なのは、ラース・フォン・トリアーだ。
この男はすごい。本当に、すごいんだから。

Breaking The Waves 
奇跡の海

奇跡の海2
信じられない、でも、それは確かにある
 世界は間違っている。「正しい」と反義の意味ではもはや追いつけないほどに、どうしようもなく間違っている。世界がもし正しいのなら、地球はあらゆる生命に都合の良い温度を保つことができただろう。僕たちは、病を患うことなんてなかっただろう。僕たちは、力を持て余すことなんてなかっただろう。僕たちは、満たされない虚しさなんて抱え込まなかっただろう。パズルのピースをはめ込むみたいに、すべてはうまくいったはずなのだ。
 事故で全身麻痺になってしまった夫・ヤンを少しでも救うために、その妻・ベスが示した狂おしいほどの様々な愛の形。ヤンの言うことに献身的に従うこと。他の男と関わること。毎日のように神に祈ること――。そのすべては、愛する夫を救うためであると同時にベスが自分自身を救うために貫こうとした信仰にも近いものだ。そして、限り無い愛情という名のその信仰は、結果的にはヤンもベスも救わなかった。人間が人間を前にして余りにも無力なのはまだ理解できる。人間は人間を超越することなどできやしないのだ。しかし、神すらも、全能であるはずの神すらも、人間を救うことはできないのだ。人間を作ったはずの神でさえ、それはできないのだ。そもそも神という概念を作り出したのは人間なのだから、神は人間の内にこそ宿る存在なのだから、それはある意味で当たり前だ。まるでメビウスの輪のように、鶏と卵の関係のように、ねじれたまま永遠の周回を続ける果てしない矛盾にからめとられた世界。間違いはどこから始まったのか、そもそも始まりはいったいどこなのか――。それすらわからないから、僕たちの絶望はいつまでも終わらないのだ。そして、だからこそ、間違った世界の間違った住人である人間を救うことのできる可能性が、それでもたったひとつだけ残されているということを、この作品は伝えている。それは、人間も、神も、世界も、あらゆる前提をも超越するたったひとつの存在。人は、それを「奇跡」と呼ぶ。

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