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秋の夜長に

はかい
芸術の秋、読書の秋ということで、
バッドリー・ドローン・ボーイを久々に聴きながら、
島崎藤村の『破戒』を読む。
食欲の秋がないのが寂しい。
最近は夜になると、もう随分寒いですよね。

「破戒」とは、つまり、「戒めを破る」ということ。
まだ前半部しか読めていないので何かが破られる予兆はありませんが、
破られる戒めがもしアレならば、やはり放逐ということに・・・・・・?
とにかく読み進めるべし。

バッドリー。
初めて聴いたのは確か三年前の今頃だったような。
高三で、受験生なのにテストで一ケタとか普通にとってた。
駿台全国模試で一部全国ビリになったのはもうちょっと前の話かな・・・・・・。
勉強は本当にできないヤツだった。
こういうアルバム聴いて、それを正当化するヤツだから、
余計にタチが悪い。

The Hour Of Bewilderbeast
/ Badly Drawn Boy

Badly Drawn Boy-The Hour Of Bewilderbeast
切ない秋色に染めよう
 音楽、恋愛、家族、勉強……自分史のあらゆる断片を掻き集めたアートワーク。「どこで川に落ちたかなんて訊かないでよ。君はきっと僕のことをバカだと思ってるんだろう」という何ともいえない情けなさ。「川辺にキャンプに来たけど、ここでは誰も僕と一緒に感じてくれはしない」という疎外感。「僕を置いていかないで。君にはずっと死なないで欲しいから」という単純な欲求。すべてを頑なな「自分」として誇示することで通常のストーリー・テリングや憶出のインナー・ミュージックとは一線も二線も画す感動的なデビュー・アルバムを作ってしまったのはマンチェスター出身のバッドリー・ドローン・ボーイことデーモン・ゴフ。ダメダメ男のどうでもいいようなどうでもよくないような取り止めのないストーリーを綺麗な包装紙で包んで手渡すような、信じられないほど脆く繊細な一面を秘めた歌の数々は、聴き手をひどく感傷的にさせること間違いなし。フレンチ・ホーンの美しい音色が切ない季節の到来を告げるかのような冒頭曲“太陽の輝き”からアコギと口笛と小鳥のさえずりでシンプルに聴かせる最終曲“僕の碑”まで全編にわたってデーモンの音楽への深い理解と愛情の伝わってくる丁寧で温かいアレンジ・センスも、本当に良い。こういう音楽を聴く時は、一旦暑苦しいロック魂は自分の中に封じ込めてやるのが嗜みというものではないでしょうか。いつまでたっても風采の上がらないダメ男にだってきっと輝ける場所はあるんだということを教えてくれる気がして、僕はこのアルバムがとても好きだ。
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