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オアシズ

オアシスCD
一番上の段は全部オアシス。
シングル、アルバムはもちろん、ボックスセットとか、インタビューCDもある。
他にも世界各国のライブのブートレグとか、マッシュアップとか初期デモとか、
ザ・レイン時代の音源をコピーしたCD-Rとか、オアシスものならたくさんある。
『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』のCDは四枚持っている。
あのアルバムがオリコン一位になったのは、多分僕が四枚買ったからだと思う。
二位とは、三枚差ぐらいだったんじゃないだろうか。

このブログの『Over The Border』という名前も、
オアシスのある楽曲の歌詞の一部からとったもの。
05年に僕が行った大阪公演のブートレグのタイトルも、
まったくの偶然だけど実は『Over The Border』というのです。

高校の時は、
僕と言えばオアシス、
オアシスと言えば僕、だった。
学校の机に書いた「oasis」のロゴが、
いつの間にか「osusi」に書き換えられていたことがある。
オスシは・・・・・・じゃなくてオアシスは、
今でも、僕にとってたったひとつの特別なバンドです。

今月一日に発表されたばかりの最新作、『ディグ・アウト・ユア・ソウル』。
『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』がバンドに与えた充足感が
どれだけ大きなものだったかを物語るような、意欲的なアルバム。
正直、『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』の後にいったいどうするのか、不安だった。
でも、そう、これなんだ。
もう一度、一からやり直せば良いんだ。
これは、新しいスタートだ。

Dig Out Your Soul
/ Oasis

Oasis-Dig Out Your Soul
世界にただひとつのロックンロール・バンド
 94年に『ディフィニトリー・メイビー』でデビューした時から常に様々な場面でビートルズへの狂信的な崇拝ぶりを見せつけ、ロックンロールへの愛を吐き出してきたオアシス。しかし、たとえ全世界のメディアから「第二のビートルズ」という惜しげない賛辞を送られた輝かしい歴史を持っていたとしても、彼らはそんな自分たちが目指すべきロックンロール・バンドに、なれなかったバンドだ。歴史的名作『モーニング・グローリー』がビートルズの記録を抜いたとしてもノエルは「中身では勝っていない」と言い放ちオアシスとビートルズの間に横たわる格差の存在を頑なに認め続け、リアムはギターを手にしてからずっとジョン・レノンになろうとしている。いや、そもそもオアシスは、『ディフィニトリー・メイビー』という自身のデビュー・アルバムでさえ、超えられないということを自分自身で認めてきたバンドだった。そして、そんな死ぬほど憧れたロックンロール・バンドになれないオアシスは、巨大なステージの上で数え切れないファンを前にして、ギターを抱え、立ちしなうマイクの前でガニ股に構えたその時にのみ、「今夜、俺はロックンロール・スター」と歌うことが出来た。それはつまり、言葉の意味が示すとおり、夜が終わってしまえば、彼らはもはやロックンロール・スターではないことを告げていた。朝目覚めた時には、彼らはビートルズに憧れるただの熱心なロック少年と、なにひとつ変わらなかったのだ。
 前作の『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』を聴いた後にこの最新作を聴くと、これが本当に同じバンドの作品なのかと耳を疑ってしまうのと同時に、逆立ちしたってオアシスにしか聴こえないロックンロールのような気もする。本作でオアシスは変わったけど、オアシスはオアシスであり続けている。つまり、本作でオアシスが遂げた変化とは、新たな作曲スタイルへのチャレンジとか得意技を封印とかいう表層との戯れではなく、オアシスは、ようやく、ロックンロール・バンドに、なれたんだと思う。「オアシス」という地平から、「ビートルズ」という、「ロックンロール」というロックンロールを鳴らすバンドではなく、もちろん「『ディフィニトリー・メイビー』」というロックンロールでもなく、「ロックンロール・バンド」という地平から、「オアシス」という世界にただひとつのロックンロールを鳴らす、そんな場所に、初めて辿り着けたんだと思う。すべての始まりだったデビュー曲“スーパーソニック”で彼らが歌っていた「俺は俺自身でなければならない」という言葉が照らしていた未来は、ビートルズに憧れる彼らと同じようにオアシスに憧れたロック少年を魅了して止まなかったその揺るぎない決意は、ここで初めて結実したんだと思う。他の誰でもない「俺」を信じることで、それを守り抜くことで、初めて掴むことのできるロックンロールの希望は、たとえそれがどんなに独りよがりな幻想であったとしても、終わってしまってはいけないのだから。
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