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熊の場所

舞城
ここ最近はもう読んだことのあるものを読み直していたけど、
久しぶりに本を買った。
舞城王太郎の『熊の場所』。
初めて読む作家さんです。
「熊の場所」って、いったい何処だろう?
ザ・ヴァーヴの新作を聴きながら読むのだ。
“ラヴ・イズ・ノイズ”、「愛は轟音」。
ギターを掻き毟り、「轟音」を響かせながら、
彼らは「愛」を吐き出していたのだ。
「愛」という全能的な「肯定」によって、彼らは、自分たちを生かしたのだ。
でも、ザ・ヴァーヴの新作のレヴューはもっと聴きこんでから。
今日はまた違うバンド。

Highly Evolved
/ The Vines

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少年みたいなピュアネス
 今月末に待望の四作目を発表するザ・ヴァインズが02年に発表した記念すべきデビュー・アルバム。隙間を埋め合うように重ねられた美しいコーラス・ワークで聴かせるミドル・バラードがあったと思えば、喉を焦がすような荒々しいシャウトが耳をつんざくロックンロールがある。その両方が居心地悪そうに同居した楽曲もある。シングル・カットされたタイトル・トラックはたったの95秒しかない。自由奔放に変速を繰り返す楽曲もある。ロックにおけるポップネスとスウィートネスとヴァイオレンスのすべてが交錯し一瞬の光を放ったまさにその瞬間を記録したようなこのアルバムは、「ビートルズとニルヴァーナの出会い」と称され本国オーストラリアよりも先にイギリスで高い評価を得た後、その余波は世界へと着実に広がっていった。もしかしたら、ギリギリのところでなんとかひとつの「アルバム」として完成している本作は、初めて聴く人にはひどくとっちらかった内容に思えるかもしれない。しかし、このアルバムの持ついびつさや不完全性こそまさに、ザ・ヴァインズというバンドをかたどる本質的なフォルムなのかもしれない。一種の自閉症的な発達障害と言われるアスペルガー症候群を患ったクレイグ・ニコルズというフロントマンを中心としたこのバンドは、コミュニケーションの苦手な彼の奇行・暴言・暴力に始まる幾多の解散の危機を乗り越えながらこれまでそのキャリアを歩み続けてきた。もちろん、すべてを障害のせいにすることはできない。乱暴さと常に背中合わせであったクレイグの弱さが、激しいシャウトの後ろ側で震えているのが聴こえる。
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20:50 | | comments (2) | trackbacks (1) | page top↑
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コメント

#
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
by: 藍色 | 2010/10/27 11:54 | URL [編集] | page top↑
# 藍色さんへ
せっかくいただいたコメントを半年以上もひとりぼっちにさせてしまってすみません。もう長いことブログやっていますが、トラックバックって未だによくわかっていなくて・・・・・・・(半年かかってトラックバックについて調べていたということにしておいてください)。いまさら書いても絶対に目にすることないでしょうけど、結局トラックバックについてはいまもまったくわからない状態なので、おとなしくしていることをどうかお許しください。
by: 幸大 | 2011/05/05 17:56 | URL [編集] | page top↑

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