FC2ブログ

おめでとう。

週末だけあって今日のバイトは本当に忙しかった。
明日も朝から授業があって、午後はサークルの12周年記念パーティー(!)、
バイト、次の日の朝まで学校で夜警の過密スケジュールである。
ゼミの宿題だってやらなきゃいけない。
音楽だってもっと聴かなきゃいけない。
7月も怒涛のリリース・ラッシュである。
僕は、まだまだ動きを止めるわけにはいかない。
今の僕は、底抜けに、死ぬほど、ポジティヴである。

バイトが終わったら高校時代の知り合いから電話がかかってきていた。
夜も遅いからメールで返事をしたところ、
どうやら就職が無事に決まったらしい。
しかも第一希望で、目指していたところに。
すごい。
やっぱり。やっぱり。やっぱりだけど、あの人は、すごい。
あの人の夢を見るエネルギーはすごい。
僕だって負けてはいられない。
俺の人生は、冗談じゃなくて、本気で狂ったんだ。
おかげで、僕は今もまだ生きてる。
僕の生きるエネルギーだってすごいんだぞ。
俺だって絶対に負けない。
このエネルギーは、まだまだ終わりそうにないのだ。
本当に果てしない道程だけど、あの人がまだ進み続けるなら、
僕だってまだまだ進める。
夢、叶えてやる。
俺の夢は、でっかいんだぞ。


ベックの新作が8月に発表される。
今はプライマル・スクリームと平行してベックの過去作を聴いている。
今日のCDレヴューは、ベックの記念すべきスタジオ・アルバム第一弾。
かの有名な「負け犬ソング」の収録されているこのアルバムである。

Mellow Gold
/ Beck

beck.jpg

「オルタナティヴ」の本当の中身
 自給4ドルの低賃金バイト生活を送る正真正銘のワーキング・プアだったベック・ハンセン。斜陽を極めお先真っ暗のそんな男が、屋上から地面に急降下する自分をケラケラと嘲笑うかのように「俺は負け犬、さっさと殺しちゃえばー?」と歌ったその時、世界は変わった。この歌は、ベックが他でもない自分自身に向けたジョークだった。ただ、同時にこの歌は、消費社会という一方的な大人の事情によって進められた80年代を過ごし、そんな時代という不可逆な流れに対する閉塞感を露わにしたニルヴァーナに共鳴し、それでも根本的には何ひとつ救われなかった当時の若者の厭世観を、見事に言い当てていた。たとえそれがジョークであっても「今、ここ」でしか成り立たない言葉、新しいおもちゃを手に入れた子どもみたいに思いつくアイディアを片っ端から無邪気に採用する奇抜な編集センス、誰の耳にも明らかに新しいこの音楽を、人はとりあえず「オルタナティヴ」と呼んで対処することしかできなかった。ベック自身は、「オルタナティヴ」なものを作ろうとか、時代の空気を言葉にしようとか、そういうことには恐ろしく無頓着だったのだと思う。何にも縛られることなく、勝手気ままに自分のやりたいことがやりたかっただけだろう。ベックにとっての「自由」には、きっとそういう単純な意味しかないはずだ。そういう意味では、彼はまだまだ救いがたい子どもだった。だからこそ、ここで図らずも背負ってしまった、次第にただの便利な言葉として形骸化する「オルタナティヴ」という価値観をぶち壊すために、ベックは傑作セカンド『オディレイ』を作ることになるわけだが、『メロウ・ゴールド』~『オディレイ』の流れには、本来は「オルタナティヴ」を破壊する営みであるはずが、そこで本当の中身を伴った本物にしてただひとつの「オルタナティヴ」をベックが生み出してしまったような奇跡的なパラレルを、個人的には感じている。
スポンサーサイト



02:22 | 日記 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
今月のLP 7月 | top | Tシャツ

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://overtheborder.blog64.fc2.com/tb.php/391-06dbd916