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夜中でも僕は熱い

All or Nothing
/ The Subways

All or Nothing



これがロックンロールだ
 トリックもギミックも意図もなければ変哲も屈託もないロックンロール。「ロックンロール」としか形容しようのないロックンロール。それを今やってのけてしまう勇気はすごい。もっともっとかっこいい音楽はいくらでもあるのだ。デビュー作から実に三年越しとなるサブウェイズのセカンド・アルバムである。タイトルが素晴らしく良い。ロックンロールは、やはりこうでなくてはいけない。
 本作の発表に至るまでの三年の間に、サブウェイズは余りにも重大なひとつの問題にぶち当たっていた。ボーカルのビリーの声帯がイカれてしまい、もう二度と声が出せなくなるかもしれないという最悪の診断を受けていたのだ。それは、メンバーにサブウェイズとしての音楽活動の終焉を突きつけていた。それでも彼らが曲を書き溜め、リハーサルを繰り返し、本作発表までなんとか漕ぎつけた理由を、僕は「ロックンロールに対する信頼」としか答えることができない。そういえば、サブウェイズは最初からそういうバンドだった。デビュー作で彼らがあんなにも力強く前のめりになれていたのは、人生がどれだけ重たくて苦しいものであっても、それでも揺るぎない「何か」を内に秘めていたからだ。自分の中に最後まで信じ抜けるものさえ持っていれば、人はどんな時でもポジティヴに生きることができる。「待っている人がいる」という信頼のみをガソリンに転化して、満身創痍の状態になっても走り続けたあの男と同じだ。夢も見られずに、希望も抱けずに、ロマンも持てずに、ロックンロールがやれるか。当人以外には絶対に理解し得ないこのありがた迷惑なほど無責任なポジティヴネス。これは、ロックンロールの奇跡である。
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03:27 | 音楽 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
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コメント

#
超アッツィね!

そのジャケット!!!

・・・こんなコメントしかできない自分です(^^;)

ALL OR NOTHOING が、頭の中で「一か八か」に自動変換されてしまいましたw
なんか違うような。。。だいぶ違うような。。。w

ストアーズをストレスと読むあたしにおススメの、聴きやすい英語を歌ってくれるロックンローラーはいませんか?

あぁぁ。カレーうまそうw

まちのホットステーション。○ーソン行ってきます

by: 名無しの権兵衛さんの | 2008/06/30 23:35 | URL [編集] | page top↑
# まほ?
まほ、やんな?
うん、「stores=ストレス」はまほやね!笑
まあまあ、「サフタヌーン」よりマシやろ笑

「イチか、バチか」であってるで!
そんな名前の居酒屋、みはぎのにあるよね笑

聴きやすい英語のロックンローラー・・・・・・。
一番に思い浮かんだのがオアシスやった・・・・・・!
訛ってるけど、歌詞はめちゃ易しい。
今年新作出すしね。楽しみ。

初めて九州に来たときに、「こっちではローソンはローソって略すんよ~」
って嘘教え込まれたの思い出した笑
by: 幸大 | 2008/07/01 12:43 | URL [編集] | page top↑

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