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今日はミニ・レヴュー

Warpaint
/ The Black Crowes

ウォーペイント


永遠のブルース
 実を言うと僕はドライブな疾走感のある99年作の『バイ・ユア・サイド』しかブラック・クロウズのアルバムは聴いたことがなくて、彼らのイメージはずっとゴージャスさの欠けるエアロスミスだった。でも古川琢也さんが言ったように本作が初期作に似た手触りを持っているなら、エアロスミスよりももっと真っ当なブルース・アディクトなんだろうな。というかむしろエアロスミスの場合はイギリスのロックからブルースやハード・ロックに近づいていったタイプのバンドだから、そもそも根本的に違うんだろうな。自己完結です。さてさて、どうやら前作から実に7年ぶりの新作となるのがこのアルバム。ファンは多いに喜んだことでしょう。だって、このアルバムはめちゃくちゃ良い。ブルースが始まった時から宿命的に付きまとう喜びも悲しみもきちんと引き受けて08年に鳴らす卓越した職人芸。昔ながらの手法を取りながらも極めてタイムレス。インタヴューを読んで少し驚いたのだけど、フロントマンのクリスはテクノロジーの発展やそれが生み出した若い世代のインスタントな音楽の聴き方に対してとても敏感で、ちゃんと自分の意見を持っている。音楽の「今」を分かっているからこそ、このバンドのブルースは少しもかび臭くないし、ダサくないんだろうな。これまでの作品、聴かなきゃいけないな。
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