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今日は何観る?

僕たちは毎週何作も映画を一緒に観て、
いろいろと語り合って仲を深めていった関係だから、
映画だけはずっと一緒に観ていきたいな。

そういうわけで昨日は『リトル・ミス・サンシャイン』という作品を観ました。
小さな女の子だけのミスコンに一家の娘が出場するまでの嵐のような騒ぎのお話。
一応コメディなのかな、これは。
大袈裟になりすぎない小ネタがいっぱい散りばめられてて面白かったな。

この映画、何が良いって、
登場人物みんなが本当に「どうしようもない」連中なところが良い。
ちびまる子ちゃん一家よりも2倍も3倍も「どうしようもない」。
どうしようもなく空気が読めなくて気を使えなくて鬱陶しい父親。
どうしようもなくニーチェを崇拝して9ヶ月間黙りっぱなしのお兄ちゃん。
どうしようもなくエッチでドラッグ・アディクトのおじいちゃん。
ゲイで自殺未遂の経験のあるどうしようもないおじさん。
一家を運ぶオンボロバスから脇役の警察官まで
みんながみんなどうしようもなくて、この徹底ぶりは本当に気持ち良いぐらい。
ひとりひとりのキャラクターがそれぞれにしかない個性を
これでもかと強調し合いながらも、
話が進むにつれて一家の世界がひとつに繋がっていくところも良い。
もちろん個性はまったく丸くなることなくね。
素敵な映画だったな。いっぱい笑った。

彼女が授業から帰ってくるまでにカレーでも作ります。
でもディスク・レヴューは忘れません。
今日は初のライブ・アルバム。

Alive 2007
/ Daft Punk

ピラミッド大作戦-スペシャル・エディション-



これこそきっと、プライム・タイム・オブ・ユア・ライフ
 「ロボッ~ト」「ヒュ~マ~ン」の2語がお互いの間隔を縮めながらスパイラル気味に上昇していく幕開けだけで一気にテンションを引っ張り上げられてしまった。なぜなら、「ロボット」と「ヒューマン」とは、ある意味ダフト・パンクの永遠のテーマだからである。彼らにとって「ロボット」とは「ダンス」であり、「ヒューマン」とは「ロック」のことだ。例の奇妙な身なりを頭に思い浮かべるだけで彼らが自身を「ロボット」と誇示していることからもわかるように、ダフト・パンクの音楽はあくまでも「ダンス」の体裁を保ち続けてきた。それが、ライブ会場の熱気や空気感、それに圧倒的な音圧が加わることで完全に「ロック」のダイナミズムを獲得してしまっているところがおもしろい。要は、ダフト・パンクの極上「ダンス」が「ロック」を見事に侵食してしまっているのだ。丸呑み状態なのだ。ここは、「ダンス」というコズミックから「ロック」の大地に降り立ったダフト・パンクというグループが音楽業界でやり遂げた、「ロボットによる地球征服」というジョークみたいな偉業がめちゃくちゃリアルに感じられる空間なんだろう。ダフト・パンクこそが正義。ダフト・パンクこそが真実。それぐらい暴力的なビートで、会場中が彼らの思惑通りに踊らされている。やっぱりこいつらタダ者じゃない。
 収録時間70分強の間、ブレイクはほとんど無しのほぼノンストップ進行。軽くK点越えの圧巻曲のみで構成されたセットには、表現云々よりもフロア/ビート重視の選曲のため“デジタル・ラブ”や“サムシング・アバウト・アス”などの部屋でのリスニング用とでも言うべきバラード曲は並んでいなくて『ディスカバリー』ファンとしてちょっと残念。でも、代表曲の“ワン・モア・タイム”がでっかい口を開いた時には、あの曲が発表された当時のニュー・ミレニアムに浮かれた空気がここにはまだ残っているみたいで、初めてこの曲を聴いた時の興奮が鮮やかに甦った。ファンは絶対に聴きましょう。ここには、あなたの「あの頃」の衝撃も新たな発見も、惜しげもなく詰まっています。
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