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It's confidential

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同室の受刑者にネイル・ケアなんかさせて、
やっぱりパリス・ヒルトンって刑務所の中でもセレブだったの?
エミネムって編み物が趣味だったの?
そもそもこんな激レア写真どこで手に入れたの??
という感じかもしれませんが、もちろんこれは本物じゃなくて、
アリソン・ジャクソンという女性アーティストの作品なのです。

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これ、『Confidential(=秘密)』というタイトルの写真集。
表紙はアイロンをかけるマドンナ。
マドンナにしちゃ家庭的すぎるしこんなプライベート写真撮れるわけもなく、
ここに写っているマドンナはアリソンがスカウトしたソックリさん。
中には他にも、パンツをはいているブリトニー、
ルービック・キューブに夢中のブッシュ大統領、
嫌がる子どもに口紅を塗りたくるマイケル・ジャクソン、
パンツを覗き込みむベッカム、
はたまた犬の散歩をするエリザベス女王まで、
ソックリさんたちが見事にセレブな有名人になりきっているわけです。
中にはセクシャルなやつもあって、「キャッ」と言いながらもしっかり観ました。

まあ、それは置いといて、
この作品の面白いところは、有名人たちをとにかく徹底的に皮肉っているところ。
噂だけで実際にどうなのかわからないこと、絶対にありえないことを、
この作品は直接的すぎるヴィジュアル・イメージにしてぶつけてくる。
やっぱりそれは強烈だし、痛快だし、なにしろ笑える。
パリス・ヒルトンの刑務所内での恥ずかしすぎる写真は、
もう彼女に同情したくなるくらい。でも笑える。
ゲイとして世界一有名なエルトン・ジョンの、
花嫁姿での立ション写真は本当にひどいし、
鼻のとれちゃったマイケルも、シリコン注入中のブリトニーも、
裸の美女に囲まれたジャック・ニコルソンも、
もうこれは完全にアウトじゃない?
というスレスレのラインで痛切に皮肉っています。
そんな写真が250ページにも及ぶ気前の良さで載せられているのです。
値段は割高だけど、ボリュームあるし面白いですよ。
これからは思い切ってヴィジュアル世界にも踏み込んでみようか。

表紙には「この本の中にあるものは“本物”ではありません」
というガイドがしっかり書いてあります。
つまり、それを読み手が意識した上で観る作品です。
だからこそ気楽に笑いながら観られる。
でも、べビシャンのピート・ドハーティと彼女のケイト・モスの
ドラッグ吸引写真は実際の姿を写してるかもね。
ピートのドラッグ・アディクトぶりがうまく撮れてる1枚だと思う。
機会があれば是非一度手にとってみては。


それではCDレヴュー。
高校からの友達やらバイト先やらいろんな人から同時期に
偶然にも名前を聞いたこの人たち。

His choice of shoes is ill!
/ EGO-WRAPPIN’

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音楽本来の魅力
 初めて“セツナイ クダラナイ ムサボルソノテ”を聴いた時は、UAを聴いた時の印象と激しくかぶった。二人とも「こいつ地面の底の方から声引っ張ってきてんなぁ」という感じで、要はそれがこの人たちの歌唱力というやつなんだろう。でも、これまたUAと繋がるダブっぽい感じを匂わせていた“セツナイ~”から一転、“アカイ ヌクモリ”はピアニカが印象的な南の方のアコースティック・ナンバーで、その切り替えの思い切りの良さがそのままこのバンドの自由度の高さなんだと思った。だけどそれも最初のうちだけで、本格的にテナー・サックスまで取り入れてジャジーな音を鳴らした“MR.RICHMAN”、アコギと歌声だけでシンプルに聴かせる“アマイ カゲ”と聴き進むうちにもうそんなことどうでも良くなってきて、“BYRD”に行き着いた頃にはこのバンドがUAなんかよりもずっと肩の力を抜いて音楽と向き合っていることがわかった。収録曲数5曲という自分たちで設けた制約の中でいかに自由に駆け回るか。インディ・レーベルからのリリースという事情もあるが、それはこの作品から『色彩のブルース』までの3作品に共通のテーマだった。特にこの時期の作品はどのアート・ワークも良い感じに悪趣味に洒落てて、なんだかユニークな連中だなと思うとすごく嬉しかった。
 僕はこういう言い方は絶対にしないけど、「おしゃれミュージック」「夜ジャズ」なんていうムード・ミュージック的なカテゴライズを頻繁にされているのにも納得の、表現の熱さよりも耳当たりの良い質感を優先した、いつもどこからでも聴こえてきて欲しくなるような、そんな5曲が収録されたミニ・アルバム。でも、“BYRD”の後半、たたみ掛けるピアノにバーン!とその他の楽器が入り込む瞬間には、それ以上の「何か」がある。本当に、エグイぐらいに高揚する。理屈を離れて美しい彼らの音楽には、音楽本来の、最も基本的な魅力が詰まっているような気がします。
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