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パンク・ロック・プリンセス

YUKIのライブ、やっぱり良かったみたいです。
教えてもらったセットリストを斜め読みするだけで、
刺激的なライブだったことがわかる。
だって、1曲目から“長い夢”。
信じられないくらい完璧な構成と夢のあっち側にまで響かせる歌声が、
ある意味YUKIの最高到達点とも言える傑作中の傑作。
会場中が初っ端から一発でYUKIのドレミの森に引きずり込まれたんじゃないかな。
そんな気色悪いほどの不思議な引力がある曲だ、あれは。

個人的に思い入れの強い“ハローグッバイ”と
“スタンドアップ!シスター”の2曲を外していないところがかなり嬉しくて、
“Rainbow st.”“66db”みたいな定番曲をしっかり押さえてるとこも良い。
“WAGON”もやっぱりYUKIのライブには欠かせない。そこもちゃんとわかってる。
“JOY”→“歓びの種”で一旦終わって、
アンコールで“星屑サンセット”、そして最後の最後に“プリズム”。
もうなんというか出し惜しみしないというか、
「やっぱりこの人は常に本気だ」と僕なんかは思わずにはいられないです。
次にライブ・ツアーをする時は絶対に行くぞ。


さてさて、わかってたことだけど、10月に入って授業が始まって、
音楽の消化量がガクッと減りました。
ここのところ洋楽はずっと今年発表された新作ばかりを紹介してきたけど、
今日は懐かしい作品を紹介しようかな。
中学の時に洋楽仲間から「すごいバンドが出てきた」とCDを渡されて、
一緒に「すげー!すげー!」と言いながら聴いていたことを思い出します。

Leaving Through The Window
/ Something Corporate

Leaving Through the Window



21世紀のピアノマン、その揺るぎない原点
 00年代前半にニュー・ファウンド・グローリーやフィンチの成功に支えられたドライブ・スルー・レコードの輝かしい黄金時代も今ではもはや苔の生えた昔話みたいになってしまっているが、もともと他のメロディック・パンク・バンドとは一線を画したバンドを輩出してきたドライブ・スルーの中でも明らかに異質な音を鳴らし、簡単に「メロディック・パンク」「ポップ・パンク」の範疇に押し込めることのできなかったのがデビュー当時若干19歳のアンドリュー・マクマホン率いるサムシング・コーポレイトだった。ギターを抱えて無邪気に飛び跳ねるのが常識だったような当時、椅子に腰を落ち着かせて鍵盤の上に指を走らせる彼のスタイルはあまりにも新鮮だった。そのデビュー作である本作の発表以降、ロック・シーンの分布図に「ピアノ・エモ」が新たに書き加えられたことはもう周知の事実だと思う。
 曇り空を吹き飛ばし爽やかな風を送り込むかのような天才的メロディ・メイカーとして定評のあるアンドリュー・マクマホン。リリシストとしての評価も相当なもので、冒頭曲“アイ・ウォント・トゥ・セイヴ・ユー”の出だしだけでそのセンスの良さに信頼が置けるのだが、本作ではいささかストレートすぎるというか、剥き出しにされたように無垢である。なんせ「君が僕のパンク・ロック・プリンセスになってくれるなら、僕は君のガレージ・バンド・キングになってみせるよ」「酔っ払った女の子にキスしちゃった。誰でも良かったんだと思う」である。極めつけが「もう一度イノセントに戻りたい」である。もうなんだか彼の手垢と汗にまみれた青春謳歌と10代特有の焦燥感がそのままポンッと置き去りにされたようにバカ正直なのだが、これこそが19歳という若さでロック・シーンに飛び込みその分布図を見事に書きかえたアンドリュー・マクマホンという男の紛れもない出発点なのだ。白血病を無事に克服し、現在はジャックス・マネキンとして理想的な進歩をとげた彼。そちらの作品も、もちろん傑作です。


Something Corporate-I Woke Up In A Car
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10:56 | 音楽 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
ぬりかべ | top | YUKIが好きだ

コメント

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すまん、今ちょっと忙しくて;
YUKIライブ 感想また詳しく言うわ。
パンフレット ちょっと待ってね。
by: おかっぱ | 2007/10/10 23:25 | URL [編集] | page top↑
#
別にいいよー!
うん、また話聞きたい、よろしく。
パンフレットもいつでもいいで!
むしろありがと!
by: 幸大→おかっぱ | 2007/10/11 11:38 | URL [編集] | page top↑

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