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Scientist & Progress

コールドプレイってこんなに良いバンドだったっけなぁ。
初めて聴いた時にはクリス・マーティンのファルセット・ボイスと
誰が聴いても「美しい」って形容しそうな
文句なしの「美しい」ピアノ・サウンドの楽曲とが腕を組んで、
いろんなものをあまりにも簡単に美化させちゃうんじゃないかと思ったし、
2年前に『X&Y』をリリースした時には
「ついにクリスは誇大妄想を抱くようになったか。
思想的にイッちゃってるバンドだな」と思ってしまって
今まであんまり好きになれなかったんだけど、
ものすごく久しぶりに『静寂の世界』を聴いたら、なんだかやけに感動した。

考えても解からない、
答えを見つけようとしてもそもそも最初から答えなんてない問題。
それをそのまま「解からないんだ」って歌うのは、
とても難しいことのような気がする。
「なんで?」って聞かれたら「だってそう思うんだもん」としか言えないけど、
コールドプレイってそういうバンドだ。
クリスが選んだ「科学者と発展」っていう言葉には
ちょっと懐疑的になってしまうものの、以前より好きになれた気がします。

そんなことをのん気に考えながら
某有名激安スーパーに買物に行った週明けだけど、
先週はまさに「怒涛の~」って言いたくなるような数日間だったな。

お盆だから実家に帰省したその日の夜に、
学び舎で英語を勉強していた生徒さんが交通事故で亡くなったっていう連絡が来て、
次の日には大急ぎでこっちに戻ってきて告別式に出て……。
文字にしたらこれだけだけど、とにかく疲れる数日だった。

黒ネクタイを締めたのなんて生まれて初めてで、
それは学び舎の他のメンバーもあんまり変わらないみたいで、
みんなどうしたらいいのかよくわからない状態で出席したけど、
なんだか納得のいかない告別式でした。

こんなことを言うのは物凄く不謹慎な気がするけど、
式は亡くなった人のものじゃないし、参列者のものでもないし、
遺された人達のものだと思ってるけど、
だからあの式はあれで良かったのかもしれないとも思うけど、
こんなステートメントにどんな意味があるのかわからないけど、
もうとにかく辛気臭くて、胡散臭くて、
演出のひとつひとつがいちいち居心地の悪い式だった。
あの人が背負って生きてきたものすべてを馬鹿にしたような式だった。

少なくとも、
「道士様」なんて呼ばれてる顔も名前も知らないような
「お偉い」人の言葉で自分は逝きたくないな。そう思いました。
自分の好きな人の、信じてる人の言葉で見送って欲しいし、
やけに雰囲気を煽る知らない女の人に
「お別れです」なんて勝手に区切られたくない。
形式化された式なら別に良い。でも形骸化された式は絶対に駄目だ。
なんていうか、あんなの絶対に駄目だ。
「死」を美化させる、とまではいかないけど、
優しい「死」で健康的に終わらせるために大切なものを失ったような式だった。
自分のこと、本当に不謹慎で冷たい人間だと思うけど、
泣いてる人を見たらすっかり冷めてしまって、
未だにあの人が死んでしまった実感が湧きません。

でも、そうやっていろいろ不満に思いつつも、
日ごろは猫背ですっかり曲がってる背筋も伸ばしてたし、
ちゃんとお焼香もして、神妙な顔をし続けてました。
僕は大人だと思った。

こんなことを考えるのも不謹慎なのかな。
もし自分が死んで葬式をするなら、僕の周りにはキレイなお花じゃなくて、
今まで聴いてきた何千っていうCDをバーッと全部並べて、
式に来てくれた人にそれぞれ何枚でも良いから持ってかえって欲しい。
YUKIもオアシスもブライト・アイズもビートルズもニール・ヤングも、
みんなが帰った後の景色が物凄く寂しくなってても、
全部持って帰って欲しい。
それで自分が生きてる間に持ってた思いとか背負ってたものを、
みんなにも背負って欲しい。それでいいや。
これは誰が持ってかえってくれるかな。

ハートに火をつけて / The Doors
ハートに火をつけて



終わりから始まった伝説
 今からちょうど40年前にあたる67年、この年はロックが50年にもおよぶ歴史の中で最もドラスティックな変革を経験したまさにその年だった。アルバム一枚のトータル性でコンセプト・アルバムの概念を初めて形にしたビートルズの『サージェント・ペパーズ』然り、ルー・リード率いるヴェルヴェット・アンダーグラウンドがパンクの原型を完成させた『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』然りである。プログレの看板バンドであるピンク・フロイドのデビューもそういえばこの年だった。そして、ドラッグによる精神解放と共にロックを知性で読み解いたドアーズの本デビュー・アルバムがサイケという新ジャンルの誕生としての意味以上にロックに新たな可能性を提示したのもまた、この67年だった。『サージェント・ペパーズ』『ヴェルヴェット~』らと共に、この40年の間時の流れという洗礼を受け続け、今なおその輝きを失わない1枚である。
 「突き進め!」と連呼する一曲目“ブレイク・オン・スルー”のテンションのまま最後まで突っ走った方が簡単だっただろう。その方がロックらしかったし、そもそもデビュー・アルバムらしかった。だが、ジム・モリソンという男はこのアルバムで“水晶の船”も“ハートに火をつけて”も、そして11分にもおよぶ超大作“ジ・エンド”までも歌ってしまったのだ。処女作から早くも偏執的にロックを軋ませてこれまでになかった別次元の世界への扉を開いた――それがそのままドアーズの、本作の功績だ。野蛮な音楽=ロックに文学性と知性を与えアートとしての意味合いを持たせようとした本作は、67年というロックンロール・ルネサンスの中でも明らかに異質な作品だった。「友よ、これはすべての終わりだ」と歌いながら静かに着地するこのアルバムから、ドアーズという伝説は始まったのだ。


おまけ
The Doors-Light My Fire~ハートに火をつけて
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コメント

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先輩、お久しぶりです!!
キティですe-414
18日は先輩にお会いできなくて残念でしたょ・・・e-263
先輩はお忙しくされてたようで・・・
こないだは、先輩方もたくさん集まってくださって、楽しかったですよ♪かっこいいホストな先輩も来てくださいました・・・笑
そういえば晩ご飯の時、ミニーが酔ってしまってケラケラ笑ってましたよ~
コンタクトの洗浄液見て爆笑してました(笑)
先輩にお見せしたかったです~
by: キティ∞ | 2007/08/20 23:37 | URL [編集] | page top↑
#
キティやん久しぶりー!
俺もみんなに会いたかったよー!

さっき桐○にメールで聞いたけど、
なんかあのホストはまた一層ホストっぽくなったらしいね笑
ミニーの酔っ払いぶりも見たかったなぁ・・・・・・
ほんとにアイツは可愛いやつやね!笑
またいつか企画して!
コメントありがとね~!
by: 幸大→キティ∞ | 2007/08/21 19:21 | URL [編集] | page top↑

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