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好き嫌い

バイト帰りにTSUTAYAに今日借りたCDを返しに行ったら
友達が「実習中」って書かれた名札を付けてそこにいて、
「返却結構です。ありがとうございました~!」
なんて真面目な顔で言うから思わず笑ってしまった。
ほとんど毎日TSUTAYA行くから、これからよく顔合わせるようになるなぁ。
今日借りてたのはザ・フーだったから、
「どうだ。モッズなんてセンス良いだろ」と勝手に心の中で自慢してました。

昨日僕の『星屑サンセット』のレヴューを読んだYUKI大好きの友達から
「うちはそうじゃない」っていう主旨のメールが来ました。
なんというか、とても嬉しい反応でした。
僕の書くレヴューを読んで、
「そうだね」って頷いてくれるのはやっぱり物凄い嬉しいけど、
「そうじゃない」って正当な理由で批判してくれるのも同じくらい嬉しい。
これはストライプスについて書いた時にもいったけど、
少なくとも「いろんな感じ方の人がいるんだから」とか、「深いね」とか、
「幸大はそう思うんだろうね」とか、そんなので終わらせて欲しくない。
そんなことが白々と言えるのは何も理解できてないのと一緒だ。
そんな胡散臭いことは聴きたくないし、絶対に言わない。
気に入ったなら思い切り共感して欲しい。
気に入らないなら思い切り批判して欲しい。

中学の時、僕には頻繁にCDを貸し合ってた洋楽仲間が一人だけいて、
毎月気に入ったCDを何枚も貸し借りし合って、
「これがめちゃくちゃ良かった」とか「こんなの駄目」と言い合ってました。
バカが付くほどのアメリカン・ロック好きなのに、
スウィートボックスとかUB40を好きになっちゃう良いやつだった。
当時は二人とも好きな作品には「めっちゃ良い!かっこいい!」、
嫌いな作品には「バカ、アホ、マヌケ」レベルの評価しかできなかったけど、
今思えばあの関係ってもの凄く大切だったと思う。
本当に稚拙で子供っぽい喧嘩みたいな言い合いだったけど、
気に入った作品に対しても、気に入らなかった作品に対しても、
二人とも何か感じられてることは解かってたと思う。多分アイツも。

そいつとの付き合いで単純に聴く音楽の幅が広がったし、
だから好きなバンドも嫌いなバンドも当然のように増えた。
僕はグー・グー・ドールズとロクセットが大好きになって、
ボン・ジョヴィとグリーン・デイが大嫌いになった。
あいつはプロディジーとアッシュが大好きになって、
ブラーとオーシャン・カラー・シーンが大嫌いになった。
でも二人ともブリトニーとタトゥーは大好きで、
ジャスティン・ティンバーレイクと日本の音楽が大嫌いだった。
良いよなって言い合って、クソクソ言い合っても結局仲良かったし、
音楽なんて、そんな適当で曖昧な感じで良いと思う。
今なら好きな理由も、嫌いな理由も、それなりに示せる。
音楽のこと好きだからこそ、
「俺は嫌いだけど、でもあの人は好きだから」って
変に器用になりたくない。
優しくなくていい。音楽には、常に正直でありたい。

でも、あんまりわかってもらえないなぁ。
大学生になって、いろんな友達が増えて、いろんな趣味趣向の人と合って、
好きなもんには好き、嫌いなもんには嫌いって言ってたら、
一度友達に注意されたことがある。
「でも好きな人はいるんやから、
あんまりはっきり嫌いって言わないほうが良いよ」
みたいな感じだったと思う。
音楽と言えばミスチル的な前付き合ってた子にも
「俺、ミスチル大嫌い」って言ったらめちゃくちゃ怒られた。
でも相変わらず嫌いなもんは嫌いだし、ミスチルは大嫌いだ。
同じように、好きなもんは好きなままです。
ブリトニーもタトゥーも、今でも大好きだ。


なんか、自分の書いた文章読んで思うけど、堅いなぁ。
ブログって書く側と読む側の間に気軽さがあるのが良いところだと思うけど、
選挙とか英語とかジブリとか今回のとか、最近やっかいなのが多いな。
それでも読んでくれる人はいるから、物好きな人たちだなぁって思う。
そんなところがまた良いけど。
今日も最後にディスク・レヴュー。
ディスク・レヴューも入れたら本当に長い。
4回連続で邦楽から。
いつから邦ロック紹介ブログになったのか。

From a smalltown / GRAPEVINE
From a smalltown(初回限定盤)(DVD付) [Limited Edition]



小さな街から
 今年の12月でめでたくメジャー・デビュー10周年を迎えるGRAPEVINE。そんな彼らの第1弾アルバムである『退屈の花』(98年)と今年発表された現時点での最新作である本作とを聴き比べてみると、その間に横たわる年月の長さのほどを本作の逞しさからなんとなくではなく凄まじくリアルに実感することができる。本当に頼もしくなって帰ってきたな。そんな感じで、とても感慨深い。
 GRAPEVINEのロックには、いつだって都会の裏道特有の寂しげな渋さがある。埃臭さや風の通り抜けた後のような空しさがある。ずっとそう思ってきた。というのも、そもそもメインストリームという大通りから意識的に距離を置いて、ライブ・バンドとしてシーンのアウトローでいることを選択した彼らの歩んできたキャリアそのものがまさに裏道のようなものであって、そんなバックストリート主義な彼らが様々な「小さな街」の裏道で拾い集めてきた小石のひとつひとつに刻まれたストーリーや染み付いた思いを、アスファルトの上で冷たい風に吹きさらしにされ、砂埃をかぶり続けることでタフに、シビアに引き締まったバンド・サウンドと、エモーション爆発なのに文学性の高さを見失わない冷静な視点を持ったリリックで語る60分。そんなアルバムだ。本作を含めた全キャリアを俯瞰してみても思い切った変化や実験的飛躍はないが、多くのライブを通じてのコミュニケーションでファンとの絆を深め、着実に、誠実に自分達の進むべき道を彼らが歩んできたことがわかる快作だ。結成から14年、メジャー・デビューから10年という長い時間を掛けて彼らが作り上げてきたGRAPEVINEというフォルムが、このアルバムには深くしっかりと呼吸している。
 GRAPEVINEは、今もどこかの街で歌い続けている。そしてきっと、またひと回りもふた回りも逞しくなって、この小さな街へと帰ってくるのだ。そしたらまた、諸手を挙げて同じように歓迎してやろうと思う。


おまけ
GRAPEVINE-指先



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コメント

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自分の友達とESの先輩もTSUTAYAのバイト始めたよ~
最近TSUTAYAのバイトがブームなのかな??

あ、自分のブログのアドレス&タイトルが変わりましたww
http://web.mac.com/tatsu_hiko/
[poco a poco]
by: Tacchan | 2007/08/11 22:57 | URL [編集] | page top↑
#
久しぶり!
その友達ってもしかしてあつき??笑

はいよ~ちゃんとリンクの方書き換えとくわ~v-218
by: 幸大→Tacchan | 2007/08/12 15:55 | URL [編集] | page top↑

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