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大好きな言葉

英語だったら「September」。
大好きな単語です。
歌にもよく出てくる単語。
“September”“Wake Me Up When September Ends”“SEPTEMBER RAIN”…
「9月」よりも「September」が好き。
日本語だったら全部の月に1から12まで
ちゃんと数字で順番と役割が明確にされてるから感じ方が変わってくる。
「9月」には何も終わらないけど、
「September」では何かが終わる気がする。
「夏」なんて当然のものじゃなくて、
自分の中から何かがなくなる気がする。
「May」にも「December」にもそんな感じ方はしないのに、
「September」だけはそんな気がする。
本当に「気がする」だけなのでもうこれ以上は言えません。

日本語だったら「弱い」とか「弱さ」。「弱み」はちょっと違うな。
これは、弱い人とか弱い音楽が大好きだからこの言葉も好きなんだと思う。
別に社会的な地位が「弱い」とかじゃなくて、気持ちが、です。
もっと正確に言うなら「ネガティブ」かな。これは日本語じゃないけど。
「弱い」さを救いたいとか、守ってやりたいとかとは違って、
もっと純粋な共感です。
大勢の支持とポジティブネスに支えられてる『WAVE』よりも
「弱さ」っていう1本の棒でなんとか立ってられてる『PRISMIC』が好き。
詞を頭の中でイメージしたら物凄いロマンチックなミスチルよりも
「寂しくなるとしゃべれなくなる」ブライト・アイズが好き。
そういうこと。

やっぱりだんだん話が逸れてくるけど、
最近1番聴いた中で1番「弱い」音楽はGO!GO!7188かな。
ジャケットは挑戦的だし、歌も一見刺々しいけど、
あの人たちは多分もの凄く「弱い」。
あのふてぶてしさは、そのままあの人たちの「弱さ」。
そんな感じがする。


なんか眠くなってきたのでそろそろ名盤を紹介します。
今日はUAです。
以前わざわざお勧めアルバムまで教えていただきまして、
個人的にはど真ん中のツボではないにしても物凄く面白い人です。
主演映画のDVDまで買ってしまいました。
UAを理解しよと最近いろんな作品に触れてるんですけど、
僕達とは異次元に棲んでるような人なのでうまく表現する自信全然ないし、
実際できないと思います。
昨日学び舎のUA好きな友達は
「あの人は、もうなんか、大地だよね」と言っていました。
すごいわかる。わかるけどうまく言えない。
中途半端なディスク・レヴューはかえって失礼かもしれませんが
せっかく良い作品教えていただいたので、
紹介します。

泥棒 / UA
泥棒



UAの到達点
 UAがデビュー・アルバム『11』(96年)から『turbo』(99年)までの3作でやったこととは、自分を取り巻く緑色の世界に寄り掛かりながらさえずることであり、その特等席で月の光を全身に浴びながら夜空の向こうにあるはずの宇宙を見つめることであり、それはつまりUA流のアニミズムだった。今でももちろんそのアティテュードは貫かれているし、むしろ民族楽器や古典楽器を持ち出して更に深い部分に彼女は手を伸ばそうとしている。
 美空ひばりの名カバー“りんご追分”が収録されたことで有名な前作『turbo』の発表から3年もの月日を挟んで産み落とされた通算4作目となる本作。冒頭曲“記憶喪失”の退廃的で重苦しいベースラインはなんだ。彼女の歌声にまとわりつくこの悲壮感はなんだ。彼女の体を支えていた緑色の世界は、もはや灰色に沈んでしまったのだろうか。彼女はこのアルバムの幕開けを、なぜ記憶を失うところから始めなければならなかったのか。それらすべての答えは、彼女が女優デビューを果たした映画『水の女』の主題歌であり、本作からのリード・シングル、ひいては、3年間の「沈黙」から立ち上がった彼女の第一声である“閃光”にある。「これ以上何を見ればいいの」。この一行に、本作のすべてが、本作でUAが見出した新たな地平がある。このアルバムには、彼女の後悔や叫びが泥のように深く沈殿している。その思いの強さはたった8曲という収録曲数の少なさにも関わらず、これほどまでの濃密な空間を打ち出すことに見事に成功しているところからも理解できる。そして、UAがやはり稀有なアーティストだったのは、その「負」のイマジネーションをクリエイティブな方向にまでひん曲げて、海の彼方に放り投げたからである。緑色の世界が朽ち果ててしまったわけではない。UAにとって、痛みや弱さを自然に預けるということは、つまりはそれらを自己の中に取り込むことである。いつか空が流す血の涙となってかえってくる身を打つ叫びを、一身に受け止めることである。UAのネガティブは、それでもやはり美かった。
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