Ready or Not2006 / 11 / 13 ( Mon )
TSUTAYAがレンタル半額中なのでCD借りまくっているんですが、
今日借りたCDの中に素晴らしい作品があったので軽く紹介したいと思います。 NY出身の三人組からなるヒップホップ・グループ、フージーズのセカンド『The Score』(96年)です。
今までヒップホップにあまり夢中になったことがなくて、 聴く時はいつも雑誌なんかで高く評価された作品から聴いていく感じで、 このアルバムも『90年代ベスト・ディスク100』に選ばれていたので借りてみたわけです。 やっぱりこのアルバムで一番気になるのはふたつのカバー曲。 ロバータ・フラックの「やさしく歌って」とボブ・マーリィの「No Woman, No Cry」の二曲。 今でこそ自然に耳に入ってくるけど、 「やさしく歌って」のヒップホップ側からのアプローチの斬新さや、 ギャングスタとかストリートに一党一派に偏らないこの向上心に、 フージーズがヒップホップをメインストリームにまで持ち上げたと言われる所以が集約されている気がする。 ちょっと安直すぎる考えかもしれませんけどね。 でもそう思いました。 「No Woman, No Cry」は安易なカバーと揶揄されたらしいけど、 男二人の声質自体が結構レゲエ調なので意外に自然で、しっかり消化できてると思う。 この曲のカバーはストレートすぎたけど、ヒップホップやR&Bに顕著な名曲のサンプリングっておもしろい。 このアルバムにもいろんな曲の断片が使われてる。 タイトルトラックの「The Score」で使われた「Check out my melody」っていうMCは、 そういえばリンプビズキットの「My Way」にも使われてたなぁ、とか思うとつい笑ってしまう。 まだ一回しか聴いてないんで全景が捉えられていないんですが、 ひとつはっきりしたのは、僕はこういうヒップホップ結構好きです。 多分50 Centみたいなギャングスタ系アーティストと僕は、 「何をかっこよく思うか」っていう価値観に何か決定的な差があるような気がする。 絶対にスマートなヒップホップが良い。僕はそう思います。 おまけ Fugees-Killing Me Softly スポンサーサイト
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コメント
ヒップホップ好きじゃから聞いてみょ~☆★
お~友美やぁ~!!
ヒップホップ好きやったんやぁ! なんか意外やなぁ。 ロック少女かと思ってた笑 |
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