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All We Have Is Now

20070331202144.jpg
昨日、学び舎の仲間4人で山口県の角島というところに行ってきました。
写真は角島の海岸です。
まだ海開きもしていないこんな時期のせいか
海には僕ら以外ほとんど人がいなくて、
プライベート・ビーチにいるみたいな気分でかなりはしゃいできましたよ。

学び舎には暇さえあれば車やバイクで小旅行に出かけている先輩がいて、
昨日はその先輩のナビゲートを頼りに
車で2時間くらいかけて角島に行ってきました。
写真の右側がその先輩。左は僕です。
写真では2人とも足が水に浸かっているぐらいですが、
先輩の腕白少年ぶりにこっちもテンションが上がってしまって
3月にも関わらず2人で胸ぐらいまでは海に入ってきましたよ。
天気も良かったし、めちゃくちゃ楽しかったので、
寒さを感じることはなかったです。
先輩が角島に着く前から「海が沖縄みたい」と連呼していたんですけど、
それも納得の見事なコバルト・ブルーでしたよ。

島では他にも灯台に登ったり、サザエを食べたり、
映画の撮影に使われた施設に行ってみたり、
先輩お勧めの絶景スポットで夕日を眺めたり、
思う存分角島の魅力を堪能してきました。
昨日は4人でしたが、今度は絶対に学び舎全員で行きたいです。

帰りは九州最北端の門司の、下関側の綺麗な夜景が広がるお店で
4人でふぐ雑炊を食べてきました。
その後はいつも通り部室に行って朝まで遊び放題。
眠かったですけど、かなり楽しい一日でした。


それでは、名盤を紹介したいと思います。
ドライブ向きのアルバムではありませんが、
夕日が沈む海岸沿いを車で走りながらこれを聴いたら
僕は多分泣いてしまいます。

Yoshimi Battles The Pink Robots / The Flaming Lips
Yoshimi Battles the Pink Robots



 今まさにマンションの屋上からアスファルトの地面に向かって命をぶちまけようとしている人間に、「ちょっと待った」とこのアルバムを聴かせたらどうなるだろう。命の代わりに人生の諦念を地面に投げ捨てて、もう一度ひ弱な自分にしがみついてくれるだろうか。悪い冗談や単なる思い付きなんかで言っているのではなくて、ものすごく真剣にそう思っている。自殺志願者が抱え込んだ独自の倫理観をなぎ倒して、フレーミング・リップスは生きている血がなぜ温かいのかを伝えることができるだろうか。
 「今日はつらいことがあったけど、それでも明日はやってくる」。そんな楽観的な歌にはうんざりする。ウェインなら、「今日の出来事は最悪だった。明日はもうやってこないかもしれない。僕は、今を生きている」と言ってくれるだろうか。フレーミング・リップスがこの作品で指摘すること。それは、人生の虚しさを放擲する術ではなく、それを受け入れることである。それを受け入れて、それでも僕達は挑み続けなければいけない、ということである。人生は短い。月日は自分だけを見逃して流れてはくれないのだ。楽しいことは続かない。生涯繋いでいられる手などどこにもないのだ。だから、僕達は今を受け入れなければいけない。やってくるかどうかわからない未来に想いをはせるのではなく、僕達が生きられる今を見つめなければいけない。そんな今に立ち向かう僕達のそばで、僕達と同じように今と向き合っているはずのフレーミング・リップスは、それでも笑顔を見せてくれる。ロボットのうめき声のような音を発するこのアルバムには、優しい人間だけが持てる温かい血が確かに流れている。


おまけ
The Flaming Lips-Fight Test
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21:33 | サークル | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

SEPTEMBER RAIN

前回も書いたとおり、
僕が日本のアーティストのCDを買ったり借りたりなんてことは
真冬に海水浴にでかけるくらい滅多にしない行為なんですが、
またブリリアント・グリーンの作品を借りてきました。

今日借りたのは『Los Angeles』と『THE WINTER ALBUM』の2枚。
4枚目の『THE WINTER ALBUM』を最後にバンドは解散したみたいです。
もったいないなぁ。
オリジナル・アルバム全部聴いてそう思いました。

『Los Angeles』を再生した瞬間、
室内の空気が引き締まったというか、
背筋の神経が一気にピンと張り詰めたというか、
とにかく鋭いギターが突き刺さってきてビックリしました。
「あれ~?こんな音やったっけ~?」と思っていたら、
どうやらこのアルバムは音を楽しんでるアルバムのようです。
“ヒドイ雨”のフェイドアウト、好きやなぁ。
“I can hold your hand baby”のイントロも印象的です。
まだあんまり軽口は叩けませんが、面白いアルバムです。

『THE WINTER ALBUM』の印象は「原点回帰」。
もともと揺れ幅の大きいバンドではないと思いますが、
それでも5年間ずっとぶれない楽曲を作ってきたのは凄いことです。
“Forever To Me”は名曲ですね。
聴き終わったときの清涼感はとても気持ち良い。
好き。

初めて聴いたのが初期作だったせいか、
後期作よりも初期作のほうがいまのところ好きです。
という訳で、今日はセカンドの『TERRA2001』を紹介。

TERRA2001 / the brilliant green
!!!!!!!!!!!!!!!!!!.jpg
 目に鮮やかな色で塗りたくられた唇と漂白剤で汚れを落としたかのように真っ白な歯。その口内に広がるのは星達が無数の光を放つ宇宙。そして、そんな星々以上の圧倒的な存在感を吐き出そうとしているのか、それとも吸収しようとしているのか、中心にはドでかいダイヤモンド。前作よりはいくらかポップになった楽曲を決して腰をよじらせて歌わない川瀬智子と、一度見ただけではとても記憶の淵に留めることのできなさそうな「普通」の男性陣は、カラフルで眩しいこのジャケットの派手やかさを見事に裏切っていた。サード・アルバム『Los Angels』(01年)で一気に音楽的飛躍を遂げる彼らだが、この作品はもはやシングル“CALL MY NAME”の英語版が一番実験的なんじゃないかと思えるほど素朴な作品だ。素朴に素晴らしい作品だ。
 「光のスピードで気まぐれに星を目指して / 青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて」。“そのスピードで”の、この一節に全てがぎゅっと凝縮されている。素朴な文字通りの「月並みの言葉」を使って、彼らは頭上に広がる星のように光り輝くことを目指した。多用される「星」「光」という言葉、リリックの行間からポップな楽曲に導かれて溢れ出る煌めき。誰でも拾える石ころを大事そうに宝石箱にしまい込んだこの作品。輝きはダイヤモンド。


おまけ
the brilliant green-愛の 愛の星
21:24 | 音楽 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

MAGIC PLACE

昨日は卒業式でした。
学校で卒業パーティーをして、夜は飲み会&カラオケでした。
文集も無事に完成したし、
いろいろ大変で全部が全部思い通りにはいかなかったけど、
とりあえずこれでひと段落という感じです。
次は新歓です。
なんか、学び舎はこれから変わる気がします。
新1年生が入るということももちろんあるんですけど、
昨日の卒業式までの間にいろいろありました。
細かいことは書くつもりはありません。
寂しくなります。

さて、僕が日本のアーティストのCDを買ったり借りたりなんてことは
YUKIとCharaを除けば、真夏に雪が降るぐらい滅多にないことなんですが、
the brilliant greenのCDを2枚借りてきました。
というのも、僕にYUKIとCharaを教えてくれた人から
the brilliant greenが良いバンドやと聞いたからで。
普通やったら勧められてもすぐには聴こうとしないんですが、
その人は情報とか下手な理屈なしで
「本物」と自分を最短距離で結びつけられる子なので、
音楽のセンスに関しては唯一絶対の信頼を置いています。
その人が言うなら、the brilliant greenは「本物」です。
だから早速借りてきました。

借りたのは『the brilliant green』と『TERRA2001』の2枚。
キャリアの文脈をつかむためにも、やっぱり初期作からです。
最初から「本物」と思って聴いたんで、すぐに受け入れられましたよ。
変な手クセのない、ど真ん中ストライクなギター・ロックです。
今のところ『the brilliant green』の方が好きです。
『TERRA2001』を聴いたら『the brilliant green』の未熟さは歴然ですが、
未熟ながらもダイアモンドの原石を感じるアルバムです。
未熟な処女作って好きなんですよね。
もちろんその後の作品で原石が磨かれないとだめなんですが、
the brilliant greenは大丈夫のはずです。
「本物」の保証付きですから。


もう100枚紹介したので、
これからは名盤に限らずいろんな作品を紹介していきます。
今日のは名盤と言って良いと思います。
あんまりバンドのこと知らない状態ですが、早速紹介。

the brilliant green / the brilliant green
the brilliant green



 至極当然のことを言う。世界中の美男美女が裸足で逃げていくほど容姿が極めて端麗な訳ではなく、1万人の群集の中にいてもひと目で見つけられるような奇矯な格好をしている訳でもなく、シーンを掻き回す前代未聞の実験性を音楽に埋め込む訳でもない、圧倒的多数の極めて「平凡」なバンドは、ただ単にあまりにも激烈すぎる唯一無比の個性を持たないだけで、どの連中も控えめでささやかながら一度聴き手の心にしがみついたら絶対に離さないような美点を持っているものである。
 川瀬智子は今でこそTommy february6 / Tommy heavenly6という派手な包装紙にくるまれているが、バンド時代の彼女は、狂信的なファンの目には違うように映るのかもしれないが、少なくとも体中の毛穴から個性を発散させるような強烈な存在感を放つ女性ではなかったのではないかと思う。親しみやすいバンド・サウンドの普遍性の高さも良いが、それだけ普通だということだ。だが、荒野のように乾いたギター・ロックも、その荒野に咲く1輪の孤高の花のような、決して快楽性に溺れない毅然とした歌声の構え方も、時に覗かせる「生きること」に対する辛らつな態度も、どれも彼らだけにしかない稀有な個性にはなりえないが、彼らならではの美点にはなりうる。平凡が非凡に変わる音が、近くで聞こえた気がする。彼らの本当の評価はまだまだこれからだ。もっと、この人たちのことを知りたい。


おまけ
the brilliant green-There will be love there~愛のある場所~
21:28 | 音楽 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

The No.1 Album of All My Life

 「私のこの1枚」を選ぶこと、それはただ単にお気に入りのアルバムを選ぶことではなく、私はこういう人間です、あるいは、私はこういう人間でありたいと思っています、と宣言するようなものである。一種の厳粛な行為なのである。言ってみれば己の生きざまの証明の自己申告なのである。大袈裟ではなくそういうものなのである。だから選ぶのが難しいのだ。人は「私のこの1枚」を選びながら、その1枚を前にして鏡に映った自分を見るようにして自己を覗いているのである。山崎洋一郎

 「この1枚」こそ自分の生きざまの証明、そう言い切ることができたらかっこいいかもしれない。僕はまだ自分の生き方を達観できるほど生きてはいないけど、これから紹介する僕の現時点での「この1枚」は、自分の生きざまの証明を申告する時に(もちろんそんな機会はあるはずがないのだけど)欠かすことの許されない作品になって欲しい1枚です。アーティスト自身が持つ魅力、作品に吹き込まれた命の火、初めて作品に触れた時から今に至るまでに抱いた個人的な思い入れ……それら全てを加味した上での僕の「究極の1枚」です。10代の置き土産にしてしまうにはあまりにも勿体ない、一生道連れにしたい作品です。
 キャリアの文脈を捉える上でのその作品の立ち位置、各楽曲が抱え込む音的情報や魅力などが選出に絡んでくるのは当然。でも僕の「この1枚」、それは、最新技術が集結した薄型携帯よりもはるかに薄っぺらいたった1枚のプラスチック盤に自分勝手なまでの思い入れを全てぶちまけてやりたくなるような、その1枚のプラスチック盤に刻まれたストーリーを独りよがりな解釈で語るだけで止めどなくアドレナリンが放出されるような、とにかく自制がきかないぐらいどうしようもなく「大好き」なアルバムです。これから書くことに共感できるかどうかは別にして、これを読んでみなさんに自分だけの「この1枚」と真剣に向き合ってもらえたら幸いです。それでは紹介します。

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20:42 | 音楽 | comments (6) | trackbacks (0) | page top↑

I Turn To You

Charaの新作の『UNION』、今日TSUTAYAで借りてきました。
買うか借りるか悩んだんですけど、やっぱり買うのは洋楽優先で。
洋楽はレンタルまでに1年もかかるし、
待ってもレンタルで出るかわからないんで。
YUKIだけは例外でシングルも買いますけどね。

Charaを聴き始めるようになったのは“月と甘い涙”という曲がきっかけで、
その曲の、クリームたっぷりのケーキよりも甘いメロディも好きなんですけど
1番印象的だったのは深く、重く、
でも押し付けがましくないやわらかな打撃音でした。
多分、Charaの世界っていうのは
僕達のいる世界とは薄皮1枚を隔てた向こう側の世界、
そうでないなら、シャボン玉みたいな脆い幕で包まれた世界で、
“月と甘い涙”の打撃音は
まるでその世界が自分に覆いかぶさってくるみたいな感じでした。
でも閉塞的じゃなくてなぜか心地がいい。
ドラッグなんかに手を出したことはありませんが
Charaの音楽を聴く時の気分は
「ドラッグでハイになった時ってこんなんかなぁ」
という感じです。

ところで『UNION』ですが、結構好きな音です。
Charaの作品はほとんどチェックしてるんですけど、
アルバム単位で聴くことがあんまりないので
最近のCharaの音はちゃんと把握できてないんですよね。
だから「こんなに打ち込み使ってたかな~」なんて思ったりもしましたが、
でも打ち込み自体は大好きなんで結構気に入りました。
ビョークみたい。
あくまで部分的にですが、そんな風に感じました。

今のところ気に入ってるのは“o-ri-on”という曲。
“月と甘い涙”と同じ打撃性を感じます。
その次の“Back”も良いかな。
このアルバム、もしかしたらそのうちちゃんと紹介するかもしれません。
ろくに買ってもいない、借りただけの作品ですが、
なんだかすごく愛しいです。
多分これからもっと好きになります。


それでは今日も名盤を1枚紹介します。
今日でなんと99枚目。次で100枚目です。
99枚目は以前に紹介したことのあるグループのメンバーのソロ作。
懐かしい1枚です。

Northern Star / Melanie C
Northern Star



 スパイス・ガールズを脱退し、先頭を切ってソロ活動に取り掛かったのはジェリ・ハリウェルだった。「私を見て」、グループから離れ完全に「個」となった自分を、グループ時代と変わらぬ自己顕示欲の強さで彼女は必死にアピールしていた。だが、あくまで推論の域を出ないが、もしかするとスパイス・ガールズの呪縛から最も逃れたがっていたのはメラニー・Cだったのかもしれない。天真爛漫ポップスを聴かせてくれた初期の名盤2作、完全にヴィクトリアが作曲の主導権を握ってR&B趣向に切り替わった『Forever』(00年)、どの作品でも他の4人の好みは部分的に採用されてきたが、シングル“Goin’ Down”が象徴するようなメラニー・Cのロック趣向がスパイス・ガールズの楽曲に入り込む余地は全くなかった。そして、他の4人が浅はかなまでに自分の個性を剥き出しにし、誰よりも自分が前に出ることを意識している時、いつも1歩下がって目をつぶり熟考していたのがメラニー・Cという女性だった。ジャージ姿の外見とは正反対の直向きさで音楽と向き合っていたその姿は彼女の意志の強さを何よりも雄弁に語っていたが、今まで内に向けていたその強固なまでの意志をこのソロ第1弾作で彼女は爆発させる。だが、力強いロッキンなサウンド(ロックではない)と共に「大声で歌うわ。もう何も気にしない」と叫ぶことで、「彼女はやっぱり“スポーティ・スパイス”だ!」と大衆に印象付けてしまったのはなんとも皮肉な話。個人的な話ですが、セイント・エティエンヌばりのしなやかさで「私は電話なしでは生きていけないのに、あなたは家さえ持っていない」と、かつて愛した男性への同情心を歌った“If That Were Me”は今でも大好きです。


おまけ
Melanie C-If That Were Me
21:47 | 音楽 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Love's Not A Competition

毎回名盤は紹介してますけど、
最近は学び舎の話が多かったので久しぶりに音楽の話でも。

今日CDがいっぱい届きました。
タワレコがなくなってから、都市計画の失敗が明らかな小倉の街で
良いCDショップを探したんですけど何処にも見つからず、
結局オンライン派になってしまったという悲しい結末です。
便利は便利ですけど、おもしろくないですね。
タワレコがあったあの建物、いつになったら新しい店が開くんでしょうか。
タワレコ帰ってこないかな。

届いたCDは、今iPodのCMで流れまくってるザ・フラテリスや、
エンター・シカリ、クラクソンズなんかのUKロック勢、
ブルーノートから出てきたエレクトロ・ポップのザ・バード&ザ・ビー、
中3から高1の間夢中になってたグッド・シャーロットの新作などなど。

いやぁ、ザ・バード&ザ・ビー最高です。
レーベルがブルーノートっていうだけで音の保証はされたようなものですが、
まさかこんなに素晴らしいアルバムとは。
このアルバムをスイーツ代わりに何杯も紅茶が飲めそう。
それぐらいイナラの歌声は甘い。
でも歌詞はものすごい毒づいてるなぁ。
「あたしの愛が血を流しているわ。死んでしまうかも」
なんてこんな声で言われたら堪りませんね。

07年が始まって3ヶ月、今年は結構良い作品が多いです。
今のところザ・ビューとザ・グッド、ザ・バッド&ザ・クイーンと
今日聴いたザ・バード&ザ・ビーの3枚が特に良いですね。
全部「the」がついてますね。ストロークス以降の特徴ですね。
ザ・ビューの“Wasted Little Dj's”は現時点での今年のベスト・ソング。
早くCHARAの新作もチェックしないと。


今日の名盤は先月発表されたこの作品。
上に挙げた3つほどじゃないけど、07年を代表する傑作になると思います。

Yours Truly, Angry Mob / Kaiser Chiefs
Yours Truly Angry Mob



 セカンド・アルバムが背負う、決して軽視できない使命。不思議なことに、フランツ以降雨後のたけのこ式に登場したレイザーライト、カサビアン、ブロック・パーティーなどの第二次ブリット・ポップ、もしくはニューウェイヴ・リバイバルを鳴らすバンド、もちろんファーストであまりにも大きな成功を手にしたそれらのバンドは、その名デビュー作と比べて遜色がない傑作セカンドを予想以上に軽々と披露してみせた。そんな中、イギリスだけで200万枚以上のセールスを記録したデビュー・アルバムを持つ彼らの両肩に掛かるプレッシャーは一層凄まじかったはずだが、もはやセカンドの使命だなんてものを無にしてしまうほどあっさりと前作以上の傑作を聴かせてくれた。
 カイザー・チーフスの魅力といったらやっぱり、普通の人が、普通に笑い、普通に泣ける歌謡ロックである。都会の喧騒を見下ろしながら「君なしでもやっていけるさ」と歌う“I Can Do It Without You”、流行に乗らずに人と違っていることを自殺行為と言い放つ若者を皮肉ることで画一化を放擲する“Everything Is Average Nowadays”など、収録曲に込められたメッセージはありがちだからこそ全てを表している。「日常」という至る所に点在する小道を進んでいくことこそが、顔も名前も知らないおぼろげな大衆の傍らへと歩み寄る最短距離だということを、彼らは当然のように知っているのだ。恋愛感情の高まりも日々が過ぎていくにつれて褪せていってしまうことを歌う「ルビ、ルビ、ルビ、ルビー」は「ナナナナナ~」を遥かにしのぐ、まさにセカンドのジンクスを打ち破ったことを高々と掲げた勝利作だ。


おまけ
Kaiser Chiefs-Ruby

21:28 | 音楽 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Eclipse

今日は一日部室生活。
起きたらすぐに卒業式用の花束の予約に行って、
あとはさっきまでずっと学び舎メンバー4人で部室中心の生活してました。

今年は卒業式の日にパーティーをする教室が取れなくて、
どこでやるかみんなでアイディアをかき集めてみたんですけど
最悪、外でパーティーってことにもなりかねません。
学生だけやったらいろいろ方法はあるんですけど、
うちのサークルは生徒さんを抱え込んでるので簡単には決められません。
また近いうちに集まって話し合わないとダメかも。

実は他にも話し合わないといけないような重要なこともありまして。
詳しく書くつもりはありませんが、とにかく今の学び舎は大変です。
過渡期の混乱の真っ只中です。
今日も4人でそのことについて話し合ってたんですけど、
当事者がいなかったので結局どうにもならず
みんな「どうすればいいんかなぁ」と頭を垂れるしかありませんでした。
本当にどうすればいいのやら。
あの人はみんなにどうしてほしいんかな。
とにかく困ってます。


テンション上がらないけど名盤紹介します。
今日は日本のアーティスト。
でもあんまり知られてない人です。

Modal Soul / Nujabes
Modal Soul



 J-INDIES界に限ることなく、「ヒップ・ホップ系のアーティストで誰が1番好き?」と聴かれたら、もしかしたら僕はNujabesと答えるかもしれない。「Nujabes」を逆から読んだら「Sebajun」。つまり「セバジュン」となる。これは彼の本名からきているらしい。彼は、パリのファッション・ショーで音楽ディレクターをしているらしい。Hyde Outというレーベルを運営しているらしい。こんな調子でしか彼のことを話せないような調子の僕だが、この作品のクオリティの高さにはこれでもかというくらい自信を持っているので紹介させてもらう。
 ピアノほど、弾き手の心情を繊細に聴き手に伝えることができる楽器はないと思う。Nujabesがピアノの音色に乗せて伝えるもの――この上ないほどの「美」。人間の手では決して創り出すことのできない自然の美しさ。僕達の裡でゆらゆらと揺れ動く感情の波が描く曲線の美しさ。音楽が人間に与えてくれる、希望、勇気、連帯感の放つ美しさ。ピアノを中心とした全ての音が、意味のないパーツは何ひとつない完全な機能美をしなやかに演出している。美の音が奏でる美の事象。この誇大妄想にも近い、眩暈を引き起こしそうになるほど正しい光は、たとえ無理やり色眼鏡を掛けたとしても、やはり「美」を映し出すのだろう。影さえも生まれないような眩しさで。
 なんで日本ではこういう人が茶の間レベルにまで降りてこないのだろう。トム・ヨークが言った「音楽業界を牛耳ってる連中はバカばっかだけど、いい音楽はちゃんと存在してるし、そういう人達は夜遅くに音楽を流してるんだ」という言葉に、完璧な説得力が宿った気がした。


おまけ
Nujabes-Luv (sic.) pt.3
21:39 | サークル | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Made First

今日やっと学び舎の今年度の文集が一段落着きました。
みんな実家に帰ってたり兼部してる別のサークルの旅行に行ってたりで、
昨日は5人、今日は4人という少ない人数ながら
なんとか無事に業者さんに任せるとこまで出来ました。

昨日から今日まで信じられないほどの数の紙を印刷して折る作業の繰り返し。
期日までに間に合わせるのが絶望的な感じやったんですけど、
なんとか気合で終らせることができました。
焦って作ったので例年のに比べると見劣りするかも……。
でもまあこれでひと安心です。
来年は今年経験した分を活かしてもっと段取りよく作りたいです。

明日は昼から新歓の総会があるんですけど、
最近は昼過ぎまで死んだように眠っているので起きられるか不安です。
それが終ったら部屋の模様替え始めよう。
テレビが動かしにくいなぁ。
CDももう置く場所ないし……。
ちょっと大変そうですけど、頑張ってみます。


それでは今日も名盤を紹介します。
この人達の作品はアートワークも大好き。

Puzzle / Tahiti 80
Puzzle



 “Soul Deep”が入っている。ただそれだけの理由で僕は『Wallpaper For The Soul』(02年)が1番好きで、聴くこともそちらの方が絶対に多いが、アルバムとしてはやはりデビュー作のこちらの方が優れていると思う。
 CDレビューを書くときに、それは単なる感想文や説明文になってはいけないと思う。主観にまかせた説得力のない感情論を押し付けるのはイヤだし、理屈だらけの論理で頭の固すぎる文章になってしまうのも同じくらいイヤだ。最も理想的な形は、その両方の要素を偏ることなく持つことだと思う。だが、むしろ理屈での解釈なんか始めからない方が、より理解が深まる作品というのも確かに存在する。
 他国語でしゃべることを極端に嫌うフランス人が、より多くの普遍性を求めるためにわざわざ英語で歌っている。しかもこのキラキラと光輝くようなメロディ。理屈による意味付けが全く不可能、という訳ではない。ただ、この伸びやかで快活なポップ・チューンに包まれているだけで、理屈では決して追いつくことのできない、四方から完全に意味付けがなされた完璧な説得力よりも、確実に地に足のついた「何か」の存在を信じることができた。これが正真正銘のポップ・ミュージックでなくて、なんなのか。この作品はタヒチ80の作品群の中でも「いかにポップか」という点で他に全く引けをとらない、文句なしの最高傑作だ。


おまけ
Tahiti 80-Heartbeat
20:59 | サークル | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Out Of My Head

昨日先輩から「明日から文集に取り掛かるから!」
との連絡を受けて部室に行ってみたのに誰もいませんでした。
「あれ~?」と思ってたらしばらくするともう1人1年生が来て、
2人で「何すれば良いんやろねぇ~」と困っていましたが
なんとかできる作業は全部終らしてきましたよ。

明日はついに印刷作業。
約100ページある文集を100冊作るから、だいたい1万枚。
あの狂った印刷機でそんなに刷れるかな……。
今日も3枚刷るのにだいぶ時間掛かったし、
1万枚だなんて気が遠くなりそうです。

あ、突然ですが、
ずっと自分の中で棚上げしていた部屋の模様替えをそろそろ実行に移します。
言ってもベッドの向きを変えるぐらいですが、
それで部屋の広さがだいぶ違ってみえるはず。


なんだか今日はあんまり気分が乗りません。
でも名盤紹介します。
今日でついに95枚目。
100枚まであとちょっとです。

Come Clean / Puddle Of Mudd
Come Clean



 リンプビズキットのフレッドのレーベルFLAWLESSからの新人、プロデューサーはクリードとの仕事で有名なジョン・カーズウェグという鳴り物入りでデビューを果たした4人組の01年発表作。「ニルヴァーナの再来」という大広告は少し言い過ぎだと思うが(ボーカルのウェスの顔と声はカート・コバーンにちょっと似てるけど)、すっかり産業ロックとしての役割しか果たさなくなってしまったグランジの遺伝子を受け継ぐバンドとしては、彼らは当時最も優れていたバンドだったと思う。
 クリードやステインドなどアメリカならではの砂漠のように乾いたロックをやるバンドに最も共通するのは、グランジやオルタナからの音的な影響はもちろんのことだが、ビリー・ジョーからも指摘された通り、音楽を楽しんでいるようにはとても見えない深刻さと、切実なメッセージだったりする。パドル・オブ・マッドの場合、ウェスのキャラクターのせいか少しくだけたイメージがあるが、やはりこのアルバムにも切実なメッセージが含まれている。「俺はお前をコントロールできない」けど、「お前なしじゃ生きていけない」人間で、それなのに「お前が押し付けた痛み」から逃げる方法を誰も教えてくれなかった。だから、「お前が全てを拭い去ってくれ」。少しシリアスに感じるだろか。もしそう感じるのなら、人間関係にはそういったシリアスさが必ず横たわっているということだ。


おまけ
Puddle Of Mudd-Blurry
23:01 | サークル | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Exterminator

20070310143706.jpg
昨日は学び舎のみんなでスペースワールドに行ってきました。
本当は湯布院に泊まりで行くっていう計画もあったんですけど、
そこはやっぱりのんびりとした学び舎、準備が遅すぎました。
でも由布院じゃなくて良かったかも。
スペワかなり楽しかったです。

小さい頃から軽い高所恐怖症で、
ジェットコースターとかの絶叫系アトラクションは昔から苦手やったんですよね。
でもスペワはほとんどそういうのばっかと聞いてたので
前日からかなりドキドキしていました。
でも乗ってみたら案外楽しくて怖さなんて微塵も感じませんでしたよ。

そんな中でも流石にこれだけは見てるだけで恐怖でしたね。
スペワに屹立する怪物ジェットコースター、ザターンです。
20070310150157.jpg
昇降の角度は最大で89度らしいです。ほぼ直角。
高さも相当なもんです。最寄の駅に着いた時からあまりにも目立っていました。
そんな高さと角度を持つコースを走りきるためのスピードも凄まじいです。
それを全部間近で見せられて最初はみんな及び腰やったんですけど
結局みんなで乗ることに。

いやぁ、凄かったです。
宇宙空間に引きずり込まれるようなスピードでスタートして、
それにビックリしてたらいつの間にかスペワ全体を見下ろしていました。
「あっ」と思うともうすでに下降が始まっていて息をするまもなく完走。
本当にあっという間で恐怖を感じていたのは
座席に着いてスタートを待っていた時だけでした。
でも凄かった。
ものの数秒で終ってしまうこのコースターには
絶叫系アトラクションの真骨頂が宿ってましたよ。
降りてきた時のみんなの達成感は一入でした。

そんな達成感をお土産にしてそのままお寿司を食べに行って、
ついでにもうすぐ就職で小倉を離れてしまう
学び舎の永遠の部長の家に遊びに行きました。
まったりした時間を過ごした後は部室に移動して
午前4時までボード版の人生ゲームとトランプ三昧。
朝からずっと遊びっぱなしやったのでちょっと眠かったですけど
みんなと一緒やったから楽しかったです。
良い1日でした。


それでは今日の名盤紹介。
今日の名盤はザターンみたいな激烈さはないけど強烈な1枚。

() / Sigur Rós
Sigur Ros



 ある漫画家は『Takk...』(05年)を聴いて、雲の中にうっすらと覗く月と、断崖絶壁からそれを見つめる矮小な人間の姿を描いた。ある評論家は『Ágætis Byrjun』(01年)を聴いて、「波がゆっくりと速度を落として、ほとんど静止した」と書いた。彼らがそれぞれの作品から「神秘」を受け取ったのは明らかである。僕はシガー・ロスの作品の中ではこの『( )』(02年)に、彼らと似たような、敬虔なものを感じた。
 世界・宇宙が誕生する以前のことについて、明確に「こうだ」と語れる人間はいない。だから「神が万物を御創りになったのだ」ということにして、人間は自らを納得させてきた(僕自身心からそう思っている)。人間の知恵では計りし得ない不思議なことを説明する時に、最も手っ取り早い方法はそこに「神」を介在させることだ。決して神を揶揄している訳ではない。ただ、理屈や知識では追いつかない物事にぶつかった瞬間、確かに僕は神の存在を信じることができるし、僕にはそれしか自分を納得させる手段がない。「シガー・ロスの音楽は神が御創りになったのだ」というつもりはもちろんない。ましてや「シガー・ロスは神だ」などもってのほかだ。歌詞はアイスランド語で理解不能だし、アルバム・タイトルなんて「( )」だけ。更に、なんと収録曲は全て無題。言葉から直接的に何も受け取ることができない。それでも神秘は必ず伝わる。神が人間を見ているかどうかはわからない。だが、神は絶対に存在する。どこで、何がそう感じているのかはわからない。でも、確かにそう感じる。


おまけ
Sigur Rós-(Untitled 1)
15:29 | サークル | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

On The Streets I Ran

ここ最近はずっと暖かかったけど今日は結構寒いですね。
冬が最後の力を振り絞っているんでしょうか。

今日小倉に戻ってきました。
大阪の実家よりこっちの家に帰ってきた時のほうが
「帰ってきたなぁ」という気がします。
ちょっと薄情でしょうか。

夕方に小倉に着いて、それからは実家から帰ったら恒例の
実家から持ってきたCDをi-Tunesに入れる作業。
最近、音楽入れすぎてパソコンのキャパを越えてしまったんですけど
なんとか解決できたので入れまくります。
今ちょうどサヴェージ・ガーデンの『Affirmation』を入れ終わりました。
この夢見るようなポップな楽曲に心踊らされたのはもう遠い過去の話です。
でも“Crash And Burn”は今聴いても良い曲やな。
次のCDは……アッシュの『Free All Angels』!
これも懐かしいです。
「僕らは出遭った。それは完全な化学反応」。
大好きでした、“Shining Star”。
いつか紹介するかもしれません。


今日の名盤紹介は持って帰ってきたアルバムからでもいいんですけど
もっとちゃんと聴きなおしてから書きたいので、それはまた今度。
だから今日はこれ。
1人暮らし始めて1番最初に買ったのがこの作品やったと思います。

Ringleader Of Tormentors / Morrissey
Ringleader of the Tormentors



 神様、もしできるのなら、僕はあなたを助けます――これはもうよほどセンスのない、くだらなさすぎるギャグか、そうでないのなら、美しくも絶望的な悲劇のユーモアである。20年前、「水爆に対するマンチェスターからの回答」の顔として、エリザベス女王に死を衝きつけたあの愚かな文学野郎は、ついに神さえもその射程内に捉えた。
 多分、モリッシーは神と交信できる唯一の人間なのだと思う。なぜ僕と君は出会ったのか。アメリカ合衆国が君を爆撃しなかったからか。僕の命はいったい何のためにあるのか。人生に正常なことなんてないのか。未来は明るいものになるだろうか。僕の本性は何なのか。僕はなぜ傷つくのか。僕のいるべき場所はいったいどこなのか。僕はなぜ死ぬのか。モリッシーは神に問い続ける。神が創り上げてしまった不条理や矛盾を。神をなじることで得られるカタルシスに溺れてしまったかのように。君が僕を殺したとしても、僕は君を許すよ。人生は豚小屋でも、君には心から感謝しているよ。モリッシーは歌う。人生は、幸せでなければいけないから。そして、ようやく僕は生まれることができた。もう、何も気にしない。混乱から逃れ、人生の真実を見つけるために生きる。本当に、ようやく生まれることができた――神様、この罪深き男に罰を。


おまけ
Morrissey-You Have Killed Me
22:23 | 音楽 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

I Want To Hear What You Have Got To Say

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昨日は高3の時同じクラスだった仲の良い友達と飲み会でした。
夏にも同じメンバーで飲み会とか花火とかやりました。
その時と同じメンバーでやろうと思ったんですけど、1人は途中から来れたものの
あと2人は予定が合わなくて遊べませんでした。
でもめちゃめちゃ楽しかったなぁ。
みんな全然変わってなくて、半年振りに会ったのに全然久しぶりな気がしませんでした。
今年の夏はちゃんとみんなで集まりたいな。

なんか結構酔っ払ってモノマネばっかりしてたような、してないような。
いやぁ、確実にしてましたね。
記憶失うほどは飲んでません。
モノマネは恥ずかしすぎるけど楽しかったからいいや。
北海道に家族旅行に行ってて来れなかったアイツは
電話越しでもやっぱりおもしろかった。

明日も同じ高校やった友達と遊びに行きます。
メンバーは違いますけどね。
剣道部とテニス部の友達と、3人で遊びます。
第一期糸田川同盟。
明日も楽しもう。


さて、今日の名盤は僕が福岡に行く時に
幼稚園の頃から仲良くしてる幼馴染がプレゼントしてくれた1枚。
もらった時にはもう持ってたけど、気持ちが嬉しかったから持ってないふりしてました。
大切な作品やから、2枚持っとくのもいいでしょう。
もらった方は保存用にしてます。

Young For Eternity / The Subways
Young for Eternity



 オアシスのデビュー・シングル“Supersonic”に感化されたことを公言するスリー・ピースが05年に発表したデビュー・アルバム。“Supersonic”の件があるだけに、どうしてもこのアルバムと、オアシスのデビュー・アルバム『Definitely Maybe』(94年)とを比較してしまう。サブウェイズにとってはあまりにも不利な比較だが、このふたつの作品の間には確かな共通点が見られる。
 まずひとつ目は、馬鹿正直とも言える実直だ。ストレートすぎるメッセージや、何度も濾過して余計な重りを全て削ぎ落としたような無駄のない、何の小細工も必要としない簡素なロックンロール。決して高性能ではないその直線的なロックンロールは、却って彼らの実直さを有りのままの形でむき出しにしている。もうひとつは、デビュー作特有の未熟さである。「簡素なら簡素なりにもうちょっとできただろう」とツッコミを入れたくなるような荒々しさを感じるし、紅一点ということでなにかと注目の的となるシャーロットも、ボーカルとしてはまだまだ弱い。だが、その未熟さは躍起になってロックンロールする彼らの滾る生気を感じさせるには十分すぎる。『Definitely Maybe』がそうだったように、未熟さも含めたそれら全てが「バンドの出発点」としての揺るぎない評価を得るようなバンドに、彼らが将来的に育っていくことを願っている。


The Subways-Oh Yeah
14:10 | 日記 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

Letters To You

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はい、そういうわけで昨日は母校の卒業式でした。
剣道部の1年下の後輩達の卒業式です。
もちろん式には参加してませんが、
式の後に柔剣道場で行われる毎年恒例の剣道部卒業祝いに
同期の友達と遊びに行きました。

ひとつ下のみんなが高校3年生の生活を送り始めた時には
僕はもう福岡での生活を開始していたので、
みんなのイメージは僕の中では「永遠の2年生」なんですよね。
だから、柔剣で円になって1人ずつ自分の思いをしゃべってる後輩を見た時は、
当然のことですけど、「あぁ、みんな2年生ちゃうかったんやぁ」と変な感じがしました。
でも、半年振りに会ったみんなが何も変わっていなくてなぜか安心しました。
20070302140442.jpg
うちの高校は私服の学校なので、基本的には卒業式も何着ても良いんですけど、
昨日後輩達から聞いたところによると、
卒業式の服装には制限ができるかもしれないらしいです。
学校の教育方針も部活より勉強重視に傾いてきてるらしいし、
なんか面白くない学校になってきたなぁ、とちょっと気落ちしました。
とにかく「自由」な学校やったので、若干それを履き違えてる感はありましたが、
それでもやる時にはやれる学生の集まる学校やったと思います。
面白い先生もどんどんいなくなるし、僕が卒業してまだ1年しか経ってないけど、
随分と型に嵌められて角の削ぎ落とされた普通の学校になった気がします。
母校が変わるとちょっとショックですね。

とにかく、後輩のみんなおめでとう。
このまま大学に行くか、もう1年頑張るかは人それぞれですが、
時々千里の剣道部のこと思い出してくれたら嬉しいです。
千里の剣道部は本当に良い仲間です。


それでは今日の名盤紹介。
今日は何にしようかな。
前回のジャスティンに続いて、今日も懐かしい名盤。

What It Is To Burn / Finch
What It Is to Burn



 確か中学3年の頃、当時の洋楽仲間だった友達に「やばいバンドがいるから聴いてみろ」と言われて渡されたのが、フィンチのこの『What It Is To Burn』(02年)だった。その頃はこの作品がどれだけエモーショナルかどうかだとか、新しいスタイルの「スクリーモ」の誕生だとか、プロデューサーがマーク・トロンビーノ(ジミー・イート・ワールド、Blink 182)だとか、そんなことは本当にどうでもよくて、というよりもむしろ自分の知識の方がまだまだ情報に追いついていけてなくて、ただ最終曲の“What It Is To Burn”でネイトが搾り出す絶叫を聴くためだけに何度も再生ボタンを押した。
 今思えばユーズドの『The Used』(02年)の方が明らかにスクリーモ・シーンにおいて重要度の高い作品だったのだろうが、フィンチの楽曲が決してユーズドのそれに劣っていたとは思わないし、むしろ音の分厚さではフィンチの方が優れていた。でもやっぱりユーズドの方が高評価なのは、ローリング・ストーンズやザ・フーがどれだけ素晴らしいバンドでも、60年代を代表するバンドはビートルズになってしまうのと同じような理由だと思う。ただ、スクリーモの基本的な定義がスクリーム(絶叫)とエモ(泣き)の純粋な融合なのだとすると、ネイトの感情を抉り出したような絶叫はスクリーモ界の頂点に位置していると思うし、“What It Is To Burn”もまたそうだと思う。この1曲だけでも聴く価値がある。この1曲だけは、どうしても聴く必要がある。


おまけ
Finch-What It Is To Burn
14:29 | 日記 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑
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